日々、ミカンのこと                 

satomi yamada

a story of Mar. 

うたう、 |

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三月は去る、
というけれど
先日はむすめの卒業式があって
わたしはこの日
人生でこんなに泣いたことはあったろうか
というくらいに
泣いた。

かつて
小学校の卒業式で
どうして泣いたりするのかわかんない
といっていたむすめは
クラスでも一番派手に泣いていた。


家に帰ってから、ひとりで、読んで。
と渡された卒業文集に手紙がはさまれていて
わたしは
この春から気がどうかしちゃうかもしれない
とおもうくらいに泣いた。
返事をかこうとおもうのに
からっぽの便箋の前で
ペンも握れず
小一時間くらいただおいおい泣いていて
ああこれじゃ娘が帰ってきてしまうからと
無理やりペンを握って返事を書いた。

保育園のときも
小学校のときも
母は泣きましたけど
今回のはこれまでとは
わけがちがうから
たいへんだ。

さて
前置きが長くなってしまった
三月
a story of Mar.
小さなものがたりとうたの会
の、お知らせです。

・・・・・・・・・

2017.3.30 (木)
a story of Mar.
小さなものがたりとうたの会

このてが いつか かいたこと

am 10:00 ~
at cibo (葉山・上山口)  →  

place charge 1,000en (お茶とお菓子つき) + donation




になって、
めにはみえない音、声、ものがたりに
みみと
こころ
からだをほどいて
ひらく。


三月の物語は
このてがいつかかいたこと

一年に一度くらいは
自分の声で、わたし自身の言葉を
よみたいなとおもっていて
だからこの春は、
これまでにかいてきたいくきれかの
ことばを
音にして、読んで、みたいなとおもうのです。

わたしが
母となってから先
日々の片隅でかいてきた
ささやかな物語や詩、のようなもの
を。

こういうのはいつもよりすこし、
勇気のいることだけど
こういう勇気は、えい、と
たまには出した方がいい。
そうやって、半分目隠しでも手探りで、この世界を、わたっていく。

いくつかのおとやうた
朗読のあとは、
母音を手がかりに
ご自身の声で
内面に、深く潜り
自分自身をととのえてゆくような
声のワークもおこないます。

わたしとせかいがひとつであるような感覚を
共振、共有してみたいとおもうのです。

おしまいには
cibo の主 みとなさんお手製の
美味しいお菓子とお茶を
しみじみいただきながら、
シェアリング

ようこそおいでください

* お菓子のご用意がありますので
  可能な限り事前にご予約をいただけるとありがたいです。
  satomikan_y@yahoo.co.jp

・・・・・・・・・・・・・

この日は月暦 桃の節供
春分をこえて
いよいよ
はじまりの
あたらしいつぶつぶのひかる
はるのただなか

きっと桜もさいているかしら

ここで
お待ちしております。

22:19 |  trackback: -- | comment: -- | edit

宮古馬 

うたう、 |


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ここへきて
この春で7年目をむかえる
ここへきてわたしは
ずいぶんと
楽に、いきをして
生きられるようになった

それまでよくぞ
生きていたよな、と
おもうくらいに。

老若男女
ふしぎなことに
魅力的なひとが大勢生息している
この町で
抜きんでて素敵だなとおもう女性
矢谷左知子さん。

彼女のひらく
「草舟 on earth 」 という場で、わたしが
どれほどおおきなものを、おおく、ふかく
吸い込んでいることか
いただいていることか
それらがいかにいまのわたしをつくり
わたしの血肉、細胞、ちいさなつぶつぶとなっていることか。

さっちゃんがここのところ
宮古島のお馬に
よばれている。

わたしがへのこのうみやジュゴンに
よばれているように。

宮古のお馬たちに捧ぐ
こんなおはなしとうたの場が
ひらかれることになり、
わたしもその片隅にくわわります。

ここへ集えること
ここでうたえること
とてもうれしく
ありがたく
まいります。


・・・・・・・・・

3月24日 (fri)
「草の庭で唄とおはなし」
~宮古のお馬たちに捧ぐ~

OPEN start 13:30 ~ 夕日の前まで

* ごあいさつ  

*{幕開け 唄} たまゆらのおと アイリー ユウコ

*{草と馬のおはなし} 矢谷左知子
   
   ☆ティータイムブレイク☆
       草のお茶・草のお菓子

*{音鎮め}稲垣りょう(クリスタルディジュ)

*{唄}  新島 学

      hyoutami(宮古民謡と祈りの唄)

      satomi (Dona Nobis Pachen 輪唱)


【 処 】草舟 on Earth (葉山秋谷)
【参加費】ドネーション 

いただいたご奉納は、宮古で困っている馬たちに捧げます。

問い合わせ予約: hyoutami@gmail.com

* 天然記念物の指定を受け、絶滅危惧されている希少な宮古馬ですが、
この度宮古島市より馬の生存にかかわる通達がなされました。
多くの方が、宮古島市役所にお電話してくださったにも関わらず、
残念ながら、この2月に半数近い馬が「整理」の対象となり「保存馬」の指定をはずされ、
補助のお金をカットするとの方針が、市より言い渡されました。
これには曖昧な部分が含まれていて、その先は処分もやむなしということに繋がります。
宮古馬の保存会は会長が市長であり、所在は市役所ですが、
今回の決定は、その保存元の市長さんと畜産課からの申し渡しというものでした。
馬を慈しみ育ててきた牧場主の、やるせない憤り、悲しみは大きく、
馬たちにとって大変せつない理不尽な決定です。
が、その決定への疑問は今は置いておきましょう。
次ぎに来ることに向けて対処していかなくては、馬たちは生きていけなくなりますので、
そちらに切り替えて、未来に向かって動くことを先決として。
今後は処分されるお馬さんも出てくる可能性があります。
荷川取牧場ではそうした馬も引き取り育てたいと思っていますが、
自分たちの馬も半数は補助が出なくなります。
これからの日々のエサ代、引き取り手のない馬たちを荷川取牧場で保護し、
育成するための施設(厩舎・柵など)、馬の自活を目指して、馬との仕事場づくり、etc,などのため、
どうか皆さまのご支援を賜りたく、支援金の口座を開設いたしました。
今後、クラウドファンドや、宮古馬のグッズなど、サポートのシステムも多様に作っていけたらと考えております。
いろいろと慣れないことばかりのうえ、人手不足でもあり、いろいろなお問い合わせにも、
なかなかお応えするのに時間がかかると思いますが、温かく見守っていただけましたら幸いです。

*宮古馬FBページ 
https://www.facebook.com/miyakouma/

・・・・・・・・・・・・・・

正直にいって
これは
この日
とても
すごいことが
ここで
起こるような気がしています。

ぴんとこられた方は
ぜひどうぞ。

草舟から
宮古へ
うみをわたって
くうきをつたって
じくうをこえ
すみずみへ
やわらかく
ちからづよく
どこまでも

どこまでも



21:25 |  trackback: -- | comment: -- | edit

 

うたう、 |

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数年前に

といううたをつくって、
つくって
といったけれどこれは
不思議な感覚で
あるとき
ふっと
授かったようなかんじで
できあがったうたを
うたいながら
ああ、これがやってきたんだ

おもった

おか

へのこ
のことを
うたっている

なにに
わたしはむかっているのか
なににこの
こえは
おもいは
かなしみ
いかり

ねがい

むけられているのか
その先にふと
焦点がさだまったとき

わたしは
いまのほうほうで
へのこと
むきあうことを
えらんだ

これは
ことばにして
めにみえるかたちで
しめすのが
すこしむつかしい
ほうほう

それでもふと
ニュースがめにとびこんでくる
それは
苦々しい現実
歯を食いしばるような
こと


そしてふと
あのうた
は、はたして役目をすべて
果たしきったのだろうか
わたしはあのうたを
さずかったものとして
それを
生かしきったのだろうかと
ふと
おもうことがあった

そうしているときに
ふと
とどいた便りがあって
またこのうたを
うたおうとおもう

そんな機会をいただきました

・・・・・・・・・・

三上智恵監督 最新作
「標的の島 風たかた」 公開記念

講演会
「標的の島」 が問いかけること
~三上智恵監督、沖縄基地問題を語る

3月17日(金) 
18:30 ~ 20:30 (18:15開場)
場所: 早稲田大学大隈記念講堂小講堂 (300席)

・・・・・・・・・・・・・・・・

これまでに
「標的の村」
「戦場ぬ止み」
など
沖縄の現場から
ひとのありかたを
このよのありかたを
にんげんのありかたを
描き、問う、ゆすぶる
映画作品を世に送り出してきている
三上智恵監督は
その生きざまを
個人的にも尊敬する女性のひとりで、
その存在を
大事におもっている。

そんな
三上監督の最新作がまもなく公開となる。

http://www.cinra.net/news/20170301-hyotekinoshima



三上智恵監督、自身の声がきける
この貴重な機会に
そのひと隅に、
ひとつ、唄わせていただきます。

よろしければぜひ
いらしてください

さまざまの
ほうこう
から
ほどいていく
には

それを
ひとり
ひとりが
うごかしていく
とは

お待ちしております












 

19:46 |  trackback: -- | comment: -- | edit

つくし 

未分類 |

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ことしさいしょの
つくしをみた
たちどまって
しゃがんで
はなしかける
こんにちは
いちねんぶり

のうみつな
じんちょうげのかおりに
きょろきょろして
よっていって
はなをうんとちかづけて
すえるだけすう
これはこのよでいちばんすきなはなのにおい
ちいさいころから
はくのがおしいくらいに
すってすって
すいこんだ

にわにかおだした
ふきのとうをつんで
てんぷらにして
おひるごはんにする
バイトさきのにわにたくさんかおだした
ふきのとうを
じてんしゃのかごいっぱいにつんで
かえって
ふきみそをつくる
これは
ばっけみそ
ともいう

おおいぬのふぐり
ちいさなあおに
きゅんとする

うみにはわかめが
ながれつく
ひろって
みそしるにする
しゃぶしゃぶにする
いためものにする
かおりが
くちからはなにぬけててんに
のぼるよう

はるがきて
やまが
ゆるんでくる

はるがきて
にわで
うぐいすがなく

はるのなかにいる
はるのなかにいる
はるのなかに たっている

21:26 |  trackback: -- | comment: -- | edit

 

未分類 |

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この季節は
(去年もだったけど)
どーーーーんと
いっかいかなりそこの方までいくんだ

いっかい
なーーんにもわかんなくなるとこまでいっちゃう

いみとか
りゆうとか
そういう
しがみつきたいもの
そういうものがいっぺんくずれるんだ


ああ
なーんにもないんだな
ほんとうは
っていうとこにいく


ただいきて
ただしんで
ただかえっていく
だけなんだ

それはむなしくもあるんだけど
でもそれでも
いきて
いくのよね


おわりは、こちらの決めることじゃない。
それだけはしってる

すごく
しんぷるで
ざんこくで
でも

たくさん
あいもある
それもほんとう

それをちゃんと
みてもいい
ちゃんとかんじてもいい
んだな

やさしいのもひかりなのも
ほんとうなんだ
なーと
春めいてくるこの道端でおもう


わかってはいるけどさ
ほんとうに
せかいは
じぶん
次第なんだ


せかいは
きっと
ひとのかずだけ
ある


昨日からここは
鶯がなきはじめた


21:21 |  trackback: -- | comment: -- | edit

しってる 

未分類 |

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わたしが ここに いきているいみ
わたしが ここに うまれてきたいみ
いみ なんて ないよ と うみはいうんだ
いみ なんて あとから いくらでもつけられる
それは ほんと とは すこしちがってる
ただ うまれて
ただ いきて
ただ いつか かえってゆく
だけ だとしたら

わたしは なにを
なにを よりどころとして
なにを して
なにに いきたら
なにに きょうのひをささげたら
いきを したらいいんだろう

わたし は にんげん
このせかいに
この よに いきていること そのものが
ただ こわくてこわくて
ただ もうさびしくて
もう きえてしまいたいと
おもう
それでも


それでも
わらって
あるいて
たべて
ねむって
おきて
わらって
はしって
ごはんをつくって
うみみて
ゆうやけみて
きょうのひをいきているうちに

ほんとうに
わらったり
ほんとうに
なにか
ふれたりすることが
あるんだと
わたしはしんじる


はる
このきせつはとかく
そこへそこへ
いちどおりてゆく

そのらせんはきっとまた
しずかにまた
うえへうえへ
のびてゆくから

きっとだいじょうぶ
だいじょうぶだって
しってる





05:28 |  trackback: -- | comment: -- | edit

a story of Feb. 

うたう、 |

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ゆきがふると
身をふるわせて
それをなるたけ家の中から
眺めるものだけど

ゆきのなかを
がっこうからかえってきたむすめは
傘もささないで
ふるゆきのなかを
頬をあかくして
めをまるくして
うれしそうに
くるくるまわったりして
そこにいつまでも立っていた

わたしもずいぶんといまだに
子どもじみているとおもっていたけれど
ああ
ほんもののこどもとは
こういうのなんだなとおもう

まどのそとがとても
眩しく
うつくしくみえた


さてさて二月
a story of Feb.
のおしらせです。

・・・・・・・・・・・・・

2017.1.27 (mon)
a story of Feb.
小さなものがたりとうたの会

長田 弘
「 人はかつて樹だった 」

am 10:00 ~
at cibo (葉山・上山口)  →  

place charge 1,000en (お茶とお菓子つき) + donation




になって、
めにはみえない音、声、ものがたりに
みみと
こころ
からだをほどいて
ひらく。


二月の物語は
長田 弘さんの詩集
「人はかつて樹だった」

昨年の一月にも長田さんの詩を読んでいて
その頃
町の図書館で手に取ってひらいたこの詩集を
その場で立ったまま
読んで、
目の前が水でいっぱいになって文字がよくみえなくて
あごから水が
したたり落ちていたのを
覚えている。

いつかまた長田さんを
と、
そのときにはこれを
と、おもっていた一冊です。

いくつかのおとやうた
朗読のあとは、
母音を手がかりに
ご自身の声で
内面に、深く潜り
自分自身をととのえてゆくような
声のワークもおこないます。

わたしとせかいがひとつであるような感覚を
共振、共有してみたいとおもうのです。

おしまいには
cibo の主 みとなさんお手製の
美味しいお菓子とお茶を
しみじみいただきながら、
シェアリング

ようこそおいでください

* お菓子のご用意がありますので
  可能な限り事前にご予約をいただけるとありがたいです。
  satomikan_y@yahoo.co.jp

・・・・・・・・・・・・・・・

あるいていてふと
沈丁花や
オオイヌフグリを
みつける

空気はつめたいけど
はるは
かくじつに
ここへうごいてきている

いや
ここが春へと
動いていっている

二月のお菓子はどんなかな
たーのしみ

ときは雨水から
啓蟄へむかうころ

お待ちしております



22:24 |  trackback: -- | comment: -- | edit