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  日々、ミカンのこと                 

satomi yamada

nu Comfie 

かくしごと |

comfie

先日、自転車をこいでトンネルをぬけたら
先をゆく自転車のひとが
自転車を停めて、なにかを拾っている。

ひとつじゃなく、いくつも拾うので
なにか小銭でも、落っことしたのかしら
それじゃわたしもお手伝いしようかしらなんて
近づいてゆくと、
そのひとは栗をひろっているのだった。

わたしも、と
ひとつだけひろう。

落ちたばかりの栗はぴかぴかで
宝石みたいである。
籠に入れて、からから音をさせながら
秋のなかをゆく。

さて、
さてさて
現在発売中の季刊誌
「nu Comfie vol. 24 」に
載せていただきました。
a+koloni さんの服を、ひとりの歌い手として着るという
ありがたい企画。
撮ってくだすったのは、枦木 功さん。
魔法のように、瞬間を、世界を、とらえてみせてくれる
素晴らしい写真家です。

ありがとうございます!





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コップ、ひとつ 

かくしごと |

こっぷ

春、倉敷を訪れて取材させていただいた
石川昌浩さん。
コップからひろく、未来を見据えた人だった。
まるで偏狭なところにとどまったりしない。


この方のつくるコップはたまらない。
何がってあなた、ひとつ口をつけてみていただきたい。

以来わたしは水でもビールでも麦茶でも、
この頃気に入りの自家製野菜ジュースもなんだって
このコップで飲んでいる。

正直がさつで、大事なものほど破壊してしまうわたしなもので
一寸、たかがこの一杯に割りでもしたらとためらうのだけれどもしかし
あの美味しさの瞬間が頭をよぎるともう、
またこのコップをにぎりしめている。

もはや理屈じゃないのだけれど、
我が乏しい力量では
あの日受け取ったすべてを表すことは到底できないけれど、
それでも出来の悪い頭をひねって文をかいた。
ご一読いただけたなら非常にうれしい。

nu comfie (ヌーコンフィー) vol.15
絶賛発売中である。

nu comfie


石川さんの取材ほか、
つれづれ、お散歩旅やいくつかの記事もありがたいことに
かかせていただいています。

本屋さんでみかけましたら
ひとつ、お手に取ってぜひどうぞ。







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