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  日々、ミカンのこと                 

satomi yamada

コーヒーのはなし 

映画 |

co


先日映画をみにいきました。

渋谷です。

アップリンク X というところ。



わたしはここ数年

ドキュメンタリー映画をよくみるようになりました。

「本当のはなし」

おとぎ話もつくり話もだいだいだい好きだけど、

本当の話というのは

柔らかな膜やオブラートなしに

胸につきささる。

突き刺さって痛い。



でも

ほんとうのことをもっと知りたいとおもう。

我が輩のちっさな心とちっさなアタマ、

この小さな人生の中で

全てのことなんぞ無理なんだろうが

すこしでも

ほんとうのことを知りたいとおもう。



その上で

自分の頭や体、心でもって

生きていたい。

できることをして。



タイトルは

「おいしいコーヒーの真実」
http://www.uplink.co.jp/oishiicoffee/



フェアトレードという名の

コーヒーがあって、

それに心を注ぐひとたちがいる

その意味を、

フェアじゃないトレードの存在

その意味を

伝えてくれます。



私たちが荷担して、

乗っかっている世界の裏側が

みえる。





何を感じるか、は

それぞれだけど。



まずはまずは、

ぜひとも沢山のひとにみてもらいたいっ。



久し振りに

つよくおすすめする

作品であります。



コーヒーずきのあなた、

あなたっ

どうぞご覧になっておくんなまし。





もともとあまりコーヒーを飲まないわたし。

しかし

無性に飲みたくなっとります。

ほんとうにおいしい

幸せなコーヒーを。

こくりこくりと。



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生息 

未分類 |

娘から


30年 というと

遥か遠くを見るみたいな気持ちになる。



先日、たんじょうびがきて

30才になりました。



ましゅがその日

学校で書いてきてくれた手紙には、

「いよいよ さんじゅさいのたんじょびだね

おめでとう ましゅより」

と書いてあって、

いよいよ というところに笑えた。

確かに、気持ちとしては いよいよ である。




この日は朝から、

「ビニール袋ちょうだい」

というので渡したら、

学校で桑の実を採ってきてくれて、

「まずはこれがプレゼント」

といって、くれた。

だれだれちゃんにも手伝ってもらって、

いっぱい採ったのだ、という。



「たべてみて!」

と こちらをじーっとみつめ、

気づいたときには私より早いスピードで

もぐもぐあっという間に食べてしまった。

じゃ…じゃむにしようかともおもったのに…。

……。

ぎゅっとした紫の味。



ましゅは学校でおなかがすくと、

桑の実をたべるんだといいます。



あるとき、

「夕方のおやつはやめよう」

と言い出したので

なんで?ときくと、

「夕ごはんあんまり食べれなくなるから」

と、なんだか優等生なことをいう。

それじゃ夕方、おなかすいてフラフラにならない?

ときくと、

「桑の実たべてるから大丈夫」

と、いう。

おもしろい子である。



そういえば小さい頃。

私の家は学校からうんと遠かったので、

帰り道、花の密を吸いながら帰った。

男の子たちがシールだけ抜いて捨てる

ビックリマンチョコを、

すかさず友達と拾ってたべた。



図書館では

食べものの載ってる絵本が好きだったし、

食べものの出てくる手遊び歌が好きだった。

お弁当箱のうたとか、

手の指でフォーク作ってケーキたべるやつとか。



いつもいつも

おなかを空かせていたような気がする。

まあ、今もあんまり変わらないけど。



そんなわけで30才。

いざなってみると、

あまりに爽快で驚いた。

ぎりぎりまで、20代という看板にしがみついていたいような

めめしい気持ちだったというのに

一転、

こんなに清清しいもんかと目からウロコです。



日々、人生において

ついつい

いいヒトだとかはみ出さないことだとかを

やろうとしては疲れている、つまらない荷物を

ここでひとつ

どっこいしょと降ろして、

すたすたと歩けるような

そんな気分であります。



笑われたって、いいじゃんか。

すっと忘れては自己嫌悪

なんだけど。



楽しい日々でありますように。

こんな自分をすきでいられますように。



それから

日頃多大な被害を被りつつ、

共に笑ってくれる家族のみなさん。

おめでとうと言葉をくれた

大事な大事なひとたち。

本当に本当に有り難う。

みなさんのおかげで、

このへんてこりんな生き物は30年も生息できて、

今 生きててよかったとおもえます。



その日、

「さとみ 30」

と描かれたプレートののっかったケーキの

ローソクを吹き消して、

食べました。

お母さん、そのへんなプレートの文字はなんですか

……。


友人から
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リフレーッシュ 

音楽 |

miyakojima


ふたつ前の週末

宮古島にいってきました。



昔、映画でみて以来

いつか行きたいと ずっとおもっていた島。



娘も一緒に、とおもったけれど

「学校は絶対に休んじゃいかん」

と、わたしの父母がつよくつよくおっしゃり、

わしらが預かってあげるからひとりで

いってきたらええ

とゆわれ、いや、ゆっていただき、

わたくしひとりで行ってまいりました。

ぴゅいぴゅいっと。



経由地の那覇で

高校時代からの友人と待ち合わせて。



かつて彼女とは、

娘が生まれる一年前に

ふたりでバリに行こうとして、

しかし空港で搭乗手続きもせずに

どういうわけだか例によってマックでお茶なぞしていて

気がついたときには受付終了

「もう乗せられません、お客様」

と硬く硬くゆわれ、

どうごねてもゆわれ、

むろん返金なんぞしてもらえず、

とほうに暮れて関空のベンチで夜を明かしたっけ・・。

毛布を貸してくれるのね、空港ってね。

薄暗くがらんとしたまだ真新しい空港に、声がやたらとひびいたのを憶えてます。



その翌日、

このまんまでは帰れぬと意を決してお金はたいて

あんときはふたりで石垣島にいったのだった。

お互いこれまたどういうわけだか所持していた妹のスカイメイト使ったりなんかして…。




とにかくお金がないものだから

おなかが空けばポケットの黒砂糖をかじり、

ヒッチハイクしたりしてね。


むちゃくちゃ笑った旅だったなー。





で、このたびも道連れはこのひと。


愉快でないわけはない。



ミヤコジマ。



綺麗だとは聞いていたけれど

ここにある水ぜんぶが透明でわたしに

押し寄せる。

カラダをとっぷりと包む。



夜には星がやたらと光っていて、

原付で走り回ってあたる風の匂いは清々しく、

さとうきびは揺れていて、

目の合う人誰しもが、なんか微笑んでおって、

太陽の光りは半端なく我々を照らす。




「水鳥と同じ目線になれる」という

シーカヤックにも初挑戦。

小学校の頃習った「漕げよマイケル」を

思わず歌いながらぐんぐん漕ぐ。



なんていったらいいでしょう。

またやりたい。

今度は娘も乗せて!



そしてそして。

そもそも旅の目的であった

ミュージックコンベンション

とゆう3日間のライブイベント。

それもビーチでやるとくる。

夕暮れにかけて変わる空の色の下。



私は例によって

山崎まさよしがみたくてきましたが、



道連れの友は

「野狐禅っていうバンドがいいんでよ」とゆう。



山崎氏はむろん素晴らしかったけど、

この野狐禅。

野狐禅さんよ。

とりつくろわず、体裁構わず、

ただ

カラダか魂か、なんだろうか

湧き出るものそのままを、そのままの熱を持ってこの空間に乗せる

とでもいえばよいか。

これ常人じゃできませんから。

すげーな!

しかゆえない。

我々

何度ゆったでしょう

すげーな!

と。



この人たち、

ぜひとも生でまずは聞いてみていただきたい。

賛否両論な気もするけれど、わたしはすきです。



さて、

宿のかたにもうんとお世話になりまして、

ぎりぎり原付をとばして

帰りの便も滑り込み…。



子どもみたいに終始はしゃいで

3日間の旅は終わりました。


父母娘よ、ほんとうにありがとう。





高校3年の夏休み。

蝉の声が壁みたいにわしわし響くがらがらの教室の窓から

「このままずーっと空見とりたいよなあ」

と呟いた私達。

汗かき

受験勉強して、

あれから12年ってか。



あの頃想像していたより

ずっとずっと人生はおかしい。

けれど、

まあこうして笑って砂浜に穴を掘ったりしている。

だからいいか。

これでいっか

よろしいやんね。



と、肩の力が抜けた気がした。

行く先を怖がっててもしゃあないか。

なるようにしかならないんだ。

なんだって受け止めて生きてこうじゃあないか。



あるがままで。

笑い飛ばして。



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