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  日々、ミカンのこと                 

satomi yamada

トンネル 

うたう、 |

tonnel to umi


私の暮らす町から、
海沿いを自転車でくるうり走ると
鎌倉へでる。

トンネルを抜けるとき、
すぐ脇をはしる車の起こす風で
ペダルこぐ自転車がときおりゆらゆらする。
ひゅん、ひゅん、
夕暮れのライトに照らされながら、
ああこわい、しんじゃうかもしれない、とおもった。
そうして、なあんだ
私は生きていたいんだなと知る。

しがみつきたくない、
なんて言ったばかりだけれど
私は娘と切っても切れぬものでつながっているし、
記憶喪失のぺんぺん頭に、何度でも
話しかけてくれる柔らかな手に
救われて、生きている。



さてさてさて、
そいでもぺんぺん山田は、何にも属さない
ただ一本の木のように
立っていられるようでありたいと考えます。

たとえひょろひょろでも、
ひとりで立つ、という場面、礎が根底にあってこその
人々の中の己
なのじゃないかしら。

そんなわけで
うたを、ひとりでもうたうことにしました。
その上で
ひとつ、ひとつの根を張る木々の集まりのように
たとえばバンドの一員であれたなら。


トンネルをぬけ、
再び大きな海にでる。

鎌倉 自家挽工房「梵蔵」
四周年の祝宴で。


・・・・・・・・・


梵蔵四周年・九月九日『重陽の節句』

9/9(sun) @ 自家挽工房「梵蔵」
http://bonzokamakura.com/

紙芝居
紙芝居師なっちゃん
ライブ
 山田里美
 小坪シロー

and more Secret Guest will be coming !!
Someone from SHOKU-YABO Maybe ??

18:00 Start予定

ご近所の方や、当日鎌倉にお越しになられる方
お子様も歓迎ですのでお気軽にお越しくださいませ

・・・・・・・・・・

トンネルを抜け、頂いたお蕎麦は至極美味しく
塩だけで何度も食べてしまった。


有難いことにこちらの名店・祝いの席で、
愛する the yetis とはまた違う、
個人としての表現を
湧き出るままに試みてみようとおもっています。

よろしかったなら、いらしてください。







18:22 |  trackback: -- | comment: -- | edit

タイムマシーン 

未分類 |

2012.8 北海道 013


何一つ、無駄なことはない。

先日、ひょんなことからタイムマシンの話になって
そいつにのってさて、どこへ行って何をしたいか、
考えた。


あえてむりくりあげるのだとすれば、
現役野球児時代の若き恋人の投球姿を
ひとめこっそりのぞいてくる、ことぐらいである。

つまり、今から行って何かを変えたりやり直したりしたいことは
どうやら一つもないのである。

自分でいうのもなんだけど
はたからみれば間違いだらけの人生なんだろうし、
もっと早くにうたをうたいはじめていればよかったかもしらないし、
乗らずにおればよい舟もあったかもしれないし、
何かをつかむべき瞬間があったのかもしらない。


しかしそれでは
ここへはたどり着けなかったのである。

胸かきむしったことも
死にたくなったことも
遠回りしたことも
じだんだ踏んだこともあってこその
今現在なのであり、
わたしはどうやらそれらひっくるめての今を選び
受け入れたいのであるらしい。


振り返って、
世界を見渡しておもうのだ
何一つ、無駄なことはない。

だからこそ、
この瞬間になにをし、
なにを選ぶのかが問われる。


偉ぶりたいわけでもなく、
こんなことゆったら叱られるかもしれないけど
わたしはいつおわりがきても構わないと、
常おもいながら日々にいる。
しがみつきたいものはなにひとつない。


そんなふうにしてこの先も、
生きてゆきたいとおもう。



13:21 |  trackback: -- | comment: -- | edit

上昇するループ 

未分類 |

2012.サンフランシスコ 010

時折、世界は一変す。

同じ、ということはいつもありえないのだ。

振り返れば、変わらぬようにみえることも
それは時々に動き続けてきたことの
たまたまの結果に過ぎない。

そう、わたしは常々おもっている。

だから安定に憧れる。
ルールや形、肩書にがんじがらめになっているのとは違う、
完全なる不変、というものに憧れる。
たとえばイカ、タンチョウ、切られても立つ木。

けれども自分自身をみればどうだ、
記憶喪失かとも思えるほど
いろいろを忘れ、呆然と立ち尽くすこと多い。


動かぬ、と決めることに強さや真実はあるか。

むろん真実はどこにでも存在し、
それらは矛盾し合えど、どれも成立す。

ここにいる者の心ひとつ、なのだ。
神様はいる、いない、と同じように。


わたしはふと思い出し、
心にたたきつける詩がある。

・・・・・・

自分の感受性くらい    茨木のり子


ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもがひよわな志にすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ

・・・・・・・

ふと、誰かのせいにして
何かのせいにして腹を立てていたなら、
それは本当は
自分自身のこと。

根本を解決する糸口は
わたし、自身が持っている。
わたし、自身が
変わることなのだ。


同じようなことを繰り返し
ゆっくり、弧を描く

そのループは少しずつでも
上昇、しているようであるといい。




13:27 |  trackback: -- | comment: -- | edit

8月6日 

四季 |

2012.8 002


8月6日、
目が覚めてすぐ、服を着る。
娘を起こして、走って海へでる。


防波堤の先っぽで
8時15分、
目をつむって
手を合わせる。


かなしいこと、
つらいこと、
おそろしいことが、
これ以上ないように。



勇気をもってわたしたちが、
核や原子力と
別れられるように。



武器に
手をふって、
あかるいあしたが、みたいよう。



16:26 |  trackback: -- | comment: -- | edit

八月来たる 

うたう、 |

libe


8月、カレンダーをめくる。


わたしはこの、ぺりぺりやる作業がことのほかすきだ。
きっちり1日に行わないと
何だか損をしたような気持ちになる。

しかしながらわたしも、30を過ぎたいい大人なのである。
こんな愉しいことはひとつ、むすめに譲ってやらなくてはいけない。

今朝むすめに
「8月だからカレンダーめくる?」と、
我欲を抑え明るい調子でいってみるとむすめ、
「ううん、大丈夫」
とさらりという。
ほんとうに?ほんとうにいいの?と、二度三度きいても
「大丈夫」
を繰り返すので晴れて、
わたしがめくることとなった。

ああ愉しい。

ひとつ、めくれて違う絵のかかったような部屋は一気に、
あたらしい八月の顔になる。

さて、
来たる8月4日
the yetis のライブを行います。

これが場所がいい。
senkiya
という古い建物を生かした素敵なカフェ。

そこにアトリエが入っている
sunshine to you!
ていう服がまた好い。

そんでもってああた、うたう人が良い。
青谷明日香さんの「異端児の城」ていう唄、
よろしかったら一度、you tube か何かでもってご覧いただいてもらいたい。
それから、映画「フラガール」の主題歌を歌っている照屋美穂さん。

そんな豪華な顔ぶれに交じって
我々、the yetis も満を持して演奏いたします。

木陰でハンモックにゆられ、
冷えたビールをごくりと頂きつつ、
愉しき夏の一時をお過ごしいただけたならこれ
至極、幸いです。

お待ちしております!

・・・・・・・

「嘘はときには星降らす」

8/4(sat)   @senkiya
www.senkiya.com/

open 14:00 / start 16:00
charge /¥2000 (1drink込)

出演
・the yetis (guest/安藤誠英)
・青谷明日香
http://aoyaasuka.com/
・照屋実穂
http://teruyamiho.com/

出店
・ 旅するパエリア屋(みんなで囲む特大パエリア)
・ ハンモック研究会(ハンモック)
http://hammock-labo.com/
・humor village(ユーモア)
・ お芋くらブ(山本鷹生のまんが詩・吉田奈津子の手作り小物)
・ 橋のした(布や毛糸ものの穴ぼこ縫い)
・ お菓子屋 hani(焼菓子)
・ senkiyaビアガーデン(ビール)




14:23 |  trackback: -- | comment: -- | edit