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  日々、ミカンのこと                 

nalu

0721 

うたう、 |

拝啓、
いよいよ参議院選挙がやってくる。

私は先週、澁谷での選挙フェスへでかけ
三宅洋平の声、ことばをきいて、
この人物を国会へ送りこみたい、と
まじめにおもった。

彼はいう、
今の時代に
ボブ・マーリーも
チェ・ゲバラも
必要ない。

英雄ひとりに期待し、
任せきるのじゃない、
誰しも、ひとりひとりが
声を、
あげればいい。
そのために、
本気でこの世界を知ればいい。
生きればいい。

みなでつくろう、
彼は言う。
政治は一握りの人間のものじゃない、
政治は、民のものだ。


今日は逗子駅前で、
うたをうたいました。

選挙へいこう!
投票しよう!
よろしかったら三宅洋平へどうぞ!
ぜひどうぞ!


そんな、
「選挙キャラバン」を
逗子、葉山、鎌倉、界隈の
仲間があつまって
お祭りのように、
フェスのように、
繰り広げた。

そこに三宅洋平、本人はいない。
大宮で選挙フェス真っ最中である。
それでも、
自分たちの手で、
自分たちのできることを、
この土地で、やろう。

その声に賛同してあつまる、
人々。
こういう格好いい大人たちの多く生息するこの地を、
わたしは好いている。
ここにいてよかった、とおもう。

だから、わたしは、ここで、
声をたからかにいう。
選挙へゆこう、
だれにでもいい、
あなたの自身の頭で考え、知って、
こころの動いた人へ、政党へ、
投票しよう。

本気でやれば、
世界はいつだっておもしろい。
素敵なのだ。

おどるあほうに、
みるあほう
おなじあほなら、
おどらにゃそんそん、
である。

さてさてさて、
その7月21日。
私どもthe yetis はライブをいたします。

ところは山梨、八ヶ岳の麓にて。

その傍らにはヤギがいて、お馬がかけるという、
山小屋のような、なんだか素敵な場所なのだそう。

お近くの方、
そうでないかたもちょっと足をのばして
夏の山中へいらしてください。

いわずもがな、
レッツ選挙で
レッツ投票してから
いらっしてくださいね。

我々もむろん、
おのおの投じてから
参ります。


・・・・・・

2013/7/21 (sun)

Rural Inity Lodge (山梨・北杜市小淵沢)
http://www.ruralinitylodge.jp/index.html



open/start 19:00
entrancr free (投げ銭)

--live--
the yetis
カピバラス

--live paint--
HAMADARAKA

--dj--
DJ RESORT
DJ anmo(the yetis)



・・・・・・

長くなりましたが、
夜、ともにおいしいお酒を
のみましょう。

敬具







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うたの話をします。

我々the yetis で唄う楽曲はおもに、
相方・田川 薫がつくるものである。
私は田川氏のなかから湧いて出てくる歌詞とメロディを
いつも愉しみに
見上げている。

そんな中で唯一
私がつくったうたがひとつだけあって、
それを「丘」という。

・・・



ここへきて みてごらん
ここへきて みてごらん
ここへきて みてちょうだい
ここからの あの海を

山を入れて 山を入れて
山を入れて 青を埋めて
山を入れて 山を入れて
飛び立つのは 何のため?

山を入れて 山を入れて
飛び立つのは 何のため?

ここへきて みてごらん
ここへきて みてごらんよ
ここへきて みてちょうだい
ここからの あの海を

・・・

これをうたうときにときどき、
話すのであるがこれは
辺野古のうたである。

沖縄の東側、まんなかあたりにある
それはきれいな海である。

ここで多くの人がぴん、とくるようであればと
思うのだけれども
これ以上話すのもヤボかもしれないけれど、
辺野古は普天間基地の代替先として
ここを埋め立て、
V字型の滑走路をつくる、とされている場所である。

海を埋める、ということで起こる環境への負荷は想像に難くない。
ここはジュゴンやウミガメ、青サンゴなどなどの棲み暮らす
豊かな、貴重な場所。

こんな話をすると、
だって基地はこの国の防衛面でも必要でしょう
などおっしゃる人たちがいる。
日本の国全体をかんがみて、
沖縄には申し訳ないがのみこんでもらわないと、
という考えなのかもしらない。

とにかく、こういった問題となると
賛成と反対が平行線をたどることになる。
どちらが正しい、なんてないのかも、しらない。

私は、この海を見渡す丘から
青や緑の入り混じってひかるその色姿をみた。
潜って、
生き物たちがそこに、
ゆうゆううごうごと動き、生きる姿をみた。


ふるえるほどに、それはそこに、
あったのである。


反対も賛成も、
お立場やいろいろを一旦おいて
ひとりの人間が一匹の生き物として
この景色をみたとき、
一体どうおもうだろう。

これを埋めて、
人を殺め合うために使うなにがしかをつくる
ということを、心から
GO だ
といえるだろうか。

どんなことばや叫びを尽くしても
どうにもならないことも
もしかしたら
その景色そのものが何より、
とびらを開く力つよい希望であるのかもしらない。


だから、みておくれ。


さて、現政権は積極的に
この計画を進めようとしている。
沖縄の声より、アメリカの声に重心をおく。
それから国防軍を、つくるのだという。
9条を世界に誇るのではなく、変えようという。
原発もやるぞ、という。
それはほんとうに、我々の望むこと?

そしてそして現在、
辺野古の埋め立て申請が広告縦覧中だそうで、
新基地建設を止める、重要な局面。
私も沖縄県知事への手紙とともに意見書を送った。
締め切りは7月18日。
ふと、私も何かしたいと考える方があったら
一人でも多く、行動してもらえたらとおもう。

詳しい内容はこちら
http://blog.goo.ne.jp/sdcc/e/c1632c5ee8c94a9b05df82b8f22cc8a1


震災後、たくさんの人が沖縄へ移り住んだ。
それもとても発信力のある、エネルギーの高い人々が多かったので
私はどこかで、もう沖縄は大丈夫だ、と
おもった節があった。
けれどもなかなか、
そう安易ではないみたい。

私は沖縄の人間ではないけれど、
いつも、心の中にある。

沖縄のひとと、本土のひと、
沖縄に住む人、本土に住む人、
が一緒になったら
この現状を動かせる。

21日は参院選挙。
戦争を2度としないまま、
次の次の次の世代へもバトンを渡してゆけるように
私は、私たちは、
行動をする。

そうして
夢見るように、生きるのだ。



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0707 

うたう、 |

0707

拝啓

つい先日、7月がきて
カレンダーをめくって
洗濯物を干しに網戸をあけたら
ビーサンにとまっていた黒い虫が
ぴょんととんで
ひっくりかえって
露骨に死んだふりをする。

あんまり派手にやるものだから
おかしくなって
笑いながらシーツを干して
なーにもしないし、
もうあっちへいくから大丈夫だよ
といって、網戸を閉めた。

ああおもしろい。

さてさて
7月7日、七夕に
うれしいライブがあるのです。

昨年もこの場所で
七夕の日に演らせてもらって
今年もどうぞ、とみやむーに言っていただいた。

days386
森戸海岸まで歩いて1分
日々、続々と素敵なライブを行う良きカフェで。
ちょうど海開きしたての波に手足を浸しつつ、
夜にはどうぞ音楽を、聴きにいらっしてください。

・・・・・・・・・

2013 /7 / 7 (sun)

the yetis & DAYS386  presents
「七夕、星映す夜にて」

at DAYS386 (葉山)
http://www.days386.com/

charge ¥1500(+1drink)

open / 18:00
start / 19:00

--LIVE--

・the yetis

・井上太郎 & hinaco


---DJ---

・anmo(the yetis )

・・・・

対バンは、
4月のhanaさんでご一緒した
マンドリンの井上太郎さん。
この方の奏でる音とコーラスをひとたび聴けば、
誰しもうきうき、トリコになってしまう。
この日はヴォーカルのhinacoさんと、やって来てくれます。

笹の葉さらさら軒端にゆれる
夏の夜に、
新曲とともに
短冊ぶらさげて
お待ちしております。

敬具

16:53 |  trackback: -- | comment: -- | edit

こわい 

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korehakawaii


こわい、
という感情についてふと、考える。

どうしてひとは、わたしは、闇がこわいんだろう。
真昼間は広い、古ぼけた家にひとりでいても
ちっともこわくないし、
むしろときにひとりはのびのびとさえする。

だのに夜も更けて、
たのみの娘が早々に眠ってしまうと
ひとりでオフロに入るのがこわい。
かといって、顔を洗うのさえこわい。
だから音楽をきく。
うんと陽気なやつをきく。
愉快にラッパが鳴り響くやつをきく。

そうして元気をつけたりする。
とりあえず、今日の汗と匂いを洗い流すために
オフロ場へひとり、
すっぱだかで入ってゆく勇気を
さずけてくれたまえ。

さて、
何故ひとは、暗いのがこわいんだろう。
暗いのになに、支障があるか
みえないから?
みえづらいからか?
ずっと昔、暗い中で何かひどい目にあったのか、
暗がりを襲われたのか、
なんだっていってこんなに
ぞわぞわしてしまうというのだろう。

昔のひとは森のなか、
闇を歩く活発な獣によく襲われたのかもしれない。
奥底にある、そういった記憶なのか。

高いところがこわい、
顔を水につけるのこわい、
おおきな音こわい、
にらむ目がこわい、
痛いのこわい、
血が出るのこわい、
きらわれるのこわい、
大事なひと失うのがこわい、
あとはなんだ、
こわい映画こわい、
ジェットコースターこわい、
落ちるやつこわい、
隣の家に夜中救急車がとまって、どたばたする音がするとこわい
すぐ近くにふとしたことで、
なにかを失うことがあるのだということを
耳元から全身に聞かされているようで、
ざわざわしてしまう。

だから音楽を聴く
うんと陽気なやつをきく。
オフロへ入っている間なんとかこわがらないための蓄えを今きいておく。


人はどうして暗いとこわいのか
明日、娘に尋ねてみよう。


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