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  日々、ミカンのこと                 

nalu

2016 

未分類 |

DSCF4222.jpg

大晦日の前日

町内の和菓子屋さんで
ちいさな
鏡餅をかって
神棚にかざる

お餅がちいさすぎて
のっからないので
となりに立派な
橙をそえる
この橙は四国に暮らす友人のお母さんが
毎年
年の瀬の蜜柑と一緒に箱に入れて
送ってくれる

花屋のおばちゃんが売っていた
小さな松の先っぽも
神棚に対でたてる

青々とした
空気がはいってすてき

玄関には
昨年暮れからずっと部屋につるしてあった
稲藁で
輪飾りをつくって飾る
ここにも立派な橙をさげる
今年庭でとれたレモングラスの葉も一本
まじらせておく
なんとなく

手製なのでだいぶん
ぼさぼさの
荒々しく無造作な輪飾りであるが
むすめを呼んで
みてもらうと
うん
かわいい
といってくれるので
よしとする

玄関先には
ささやかに
門松をたてる

ストーブで黒豆を煮る
薩摩芋と南瓜で今年はきんとんをこしらえる
わたしの係は毎年、これ
あとは実家で母とつくる
今年は久しぶりに妹もいる

さて
これで
正月をむかえる支度がととのう

数年ぶりに
年賀状もすべて書き終えて投函した
これで正月早々
帰省した実家で黙々、年賀状ばかりかいて
母に怒られることもない

はー
すっきり

海に
ことしさいごの
御礼をいいにいく
というより
ただ
会いたいだけだ

向き合って
ときをわすれて
ただただ
そこにいる

ああ

うみ
やまやま
そら
くも
ほしぼし
つき
たいよう
なみ

自然
ものいわぬものたちとの
対話

ここからわたしは
いきる
ちから
ゆうき
やさしさ
ほがらかさ
すこやかさを
日々
いただいている

みえるもの
みえないもの
そしてみなさま

ことしもほんとうに
すみずみまで
どうもありがとうございました

またあたらしいとき
その
一瞬
一瞬を
たのしみに

いまを

be free , be simple
i love you !






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1224 

うたう、 |

DSCF4135.jpg

2016.12.24
live eurythmy
at yama no schole

こんなにうつくしい場が
ほかにあるだろうかと
呆けてしまうような
美しい
夢のような場をしつらえてくれました。

山のスコレー、主
小川純一くん
ほんとうにどうもありがとう

そもそもが
そもそもに美しいこのアトリエに
吉田次朗さんが生む
いきものたち
がそこらじゅうにいて
息をしている

海の石、鉱物、蝋燭の灯りゆれ、ちらばる

影とひかり
ひとびとの吐息
湯気
つめたいくうき
窓にうつる星だか、キャンドルだか
まじったひかり

無心に筆を握り描く
林青那
少女そのもの
みたいな目と姿をした女性
林青那 ちゃん

つぎつぎと
あふれるようにうまれて
ちらばってゆく
紙、描かれた紙
ドローイング
その気配

わきたってはほのかに
消えて
また
ただよって
つつみ
寄り添ってくれる
WELT さんの香り

うつくしい
つよい
まろい
きよらかな
おおきな
繊細な
植物からの香り
仲立ちをする WELT というひと

これら最上のものことひとに
かこまれて
唄わせていただいたこと
その一瞬はすぐにきえて
もう
ここにはさわれないこと
けれど
ここにも
あそこにも
あるような
ないような

わたしがしていること
それが
なんなのか
わたしには正直よくわかりません

意図や意識をもって
うたったり
声にしたり
している
わけでないような気がする
むしろそれらからとおく
はなれたようなこと

そこに
なにを受け取ったのか
感じたのか
なにがうまれてきたのか
それはひとりひとりにきっとちがうけれど
ただ
無心になれたあのときのことと
そこに
たくさんのひとの存在がたしかにあったことを
わたしは
ほんとうにありがたく
しあわせに、おもいます。

すべてのひと
みえない存在
ほんとうに、どうもありがとう。

この日を迎える
その前日にふと
ペンと紙をもってかいたこと
この夜
ここで
シュタイナーの詩(祈りのことば)に交えて
声に出したものを
ここにのこしておきます。

------------

eurythmy

eu rythmy
eu rythmy
eu うつくしい
rythmy リズム
eu rythmy
eu rythmy
うつくしい リズム
eurythmy
eurythmy
うつくしい
リズム
星たちの
うつくしいリズム

めぐる
星々の
うつくしいリズム
うつくしいリズム
踊る
星々の
うつくしいリズム
天体
宇宙を
めぐる
のびてゆく
拡大してゆく
宇宙の
リズム
うつくしい
リズム
それは
この星にばらまかれた
わたしたち
にんげんもおなじ
えがく
おどる
めぐる
うつくしいリズム
はなれて
よって
寄って
離れて
めぐりゆくリズム
とおく
とおくからみればそれは
うつくしいリズム
宇宙はここ
わたしのなかにも
それは
つつみ
つつまれる
うつくしいリズム
ねむる
おきる
夢を見る
あるく
はなす
てをつなぐ
あいしあう
わかれる
なく
たべる
おどる
うたう
かぐ
えがく
はしる
とぶ
およぐ
もぐる
はねる
だきしめる
わらう
よろこぶ
かなしむ
さけぶ
ささやく
いきる
うまれる
しぬ
めぐる

eu rythmy
eu rythmy
うつくしい リズム
うつくしい リズム
しょくぶつ
いし
かぜ
つち
ひかり
太陽
あめ
どうぶつ

みず
うみ
むし
ひかり
やみ
にんげん
わたしたちのめぐる
うつくしいリズム


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わたしにとり
これ以上にはない、この1年の
しめくくりと
なりました

ありがとうございました。


16:01 |  trackback: -- | comment: -- | edit

live eurythmy 

うたう、 |

DSCF4124.jpg


めきめきとさむい

今年のクリスマスはどんなふうにすごすのかな
とおもっていたら、
なによりも
うれしい場に呼んでいただいた。

夏に大阪、EDANE にてひらかれた展示
EURYTHMY
巡回展が、鎌倉、山のスコレーにやってくる。

そのイベントにて唄わせていただきます。
林青那 さんのライブドローイング
WELT さんの香りの空間演出
とともに。

わー

ことし最後のご褒美に、なりそうです。
小川くん
どうもどうもありがとう


わたしのなかで
むすめと一緒に出会った
シュタイナー

彼女をとおして感じてきた
オイリュトミー

それがどれだけ、いまのわたしの糧となっているか
知れません。
それはむすめのなかにもかんじること。

おおきな、めにはみえない、はてしなく壮大な
せかいを、
そしてしごくシンプルなはずのことを
ひらりとみせてうごいてゆく

おとなもちいさなひとたちも
おとこもおんなも
みんなみんな、
それぞれが自分らしく、自由に生きるとは

おのおのが
おのおのにとっての
ほんとうの自由、を獲得するために
わたしたちは
この世界にはなたれて、
いきている。

だれもが
こたえをさがしている
その途中なのだ

(あれ?こんなことをたしか、星野道夫もいっていたっけ)

真理はきっとおなじ
だから、
外側や、だれかの、こたえ、たとえば知識や形態を、求めすぎずに
たったひとりのわたしのなか
そのこたえを
さがしていけばいい。

誇り高く
やわらかく
自信をもって
そして愉快に
颯爽と、ゆけばいい。

ことばではいいきれぬ
わたしのなかの、
こたえのとちゅうのようなもの

わたしはこえで
なすことができたら、とおもいます。

・・・・・・・・・・・・

◆ LIVE EURYTHMY
satomi ・ Aona Hayashi ・ WELT

唄い手の里美によるオイリュトミーの音色と、
林青那さんによるライブ・ドローイング、
WELTさんによる香りの空間演出。
聖夜を飾る、美しい時間となることでしょう。
林青那さんのライブ中に描いたドローイングを一人一枚お持ち帰り頂けます。
ささやかなクリスマスプレゼントです。

tumblr_obb91zurUT1shsfqgo2_540-150x150.jpg


- LIVE EURYTHMY -

satomi ・ Aona Hayashi ・ WELT


開催日:12/24(土)17:30 OPEN 18:00 START 〜 19:45頃
場所: yama no schole (鎌倉山)
料金:4,500円(林青那さんのドローイングをプレゼント)
定員:18名


予約制となります。
24日にアポイントをされる方は、アポイントと一緒に参加の旨をお伝えください。
LIVEのみお越しになる方は以下のようにメールをください。

予約方法/
件名は「LIVE希望」と記入
1、お名前(フルネーム)
2、人数
3、当日ご連絡の取れるお電話番号(携帯電話など)

以上、3点をご明記の上、 jojojojo0307@gmail.com にご予約ください。
後ほど、予約担当・狼(オオカミ)よりお返事を致します。
☆キャンセル待ちの受付となりました。

◯ 12.24,25 には、ficel.さんによるデザートスタンドがオープンします。
   予約なしでお召し上がり頂けます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

おそらく
この一年さいごのしめくくり

ありがとう
ありがとう

今夜の月もうつくしい。

お待ちしております

17:22 |  trackback: -- | comment: -- | edit

a story of Dec. 

うたう、 |

DSCF4117.jpg


あれよ
あれよと十二月

一年とは
おどろくようにのうみつで、
だって一年前のわたしには
そうぞうもつかなかったような
できごと、きもち、こころのなか、けしきが
いま、ここにあって
一年とは
そういうところへわたしをつれて、きてくれる。

そうして同時に
それはあまりに
おどろくように、あっという間。

時間の、生きていることの、不思議を
おもう。

さてこの一年もそろそろおしまい
十二月
a story of Dec.
のおしらせです。

・・・・・・・・・・・・・・

2016.12.19 (mon)
a story of Dec.
小さなものがたりとうたの会

宮澤賢治
銀河鉄道の夜 と 詩

am 10:00 ~
at cibo (葉山・上山口)  →  

place charge 1,000en (お茶とお菓子つき) + donation




になって、
めにはみえない音、声、ものがたりに
みみと
こころ
からだをほどいて
ひらく。


十二月の物語は
宮澤賢治

年に一度は読みたいとおもう
賢治、その世界。
闇に包まれる時間が長く
その分
わたし、のなかの光を大きく、あかるく、
灯す、この季節。

とうめいなくうきと、
ちからづよくささえてくれる大地、
ともにある植物、動物、
みまもる星々、
この地にうまれいきる、わたしたち、にんげんのひかり。

この冬は、
銀河鉄道の夜
それから
賢治の詩やことばを。

いくつかのおとやうた
朗読のあとは、
母音を手がかりに
ご自身の声で
内面に、深く潜り
自分自身をととのえてゆくような
声のワークもおこないます。

わたしとせかいがひとつであるような感覚を
共振、共有してみたいとおもうのです。

おしまいには
cibo の主 みとなさんお手製の
美味しいお菓子とお茶を
しみじみいただきながら、
シェアリング

ようこそおいでください

* お菓子のご用意がありますので
  可能な限り事前にご予約をいただけるとありがたいです。
  satomikan_y@yahoo.co.jp

・・・・・・・・・・・・・・・・

くうきがぴんとつめたい分、
ひとの
わたしの呼吸の
あたたかさを
たしかめる。

この一年のしめくくりに、背筋をのばし
のびのびと
するどく
自由に
宮澤賢治

お待ちしております。






23:19 |  trackback: -- | comment: -- | edit