
待ちに待っていた蕗の薹が
庭ににょこにょこ
かおを出した
毎朝
雨戸を開けるため外へ出て
ひとつ
ふたつ、
と数えてその成長をみては
はなしかける
まっていたよ
頃合のよい時、夕飯時に摘んで
天ぷらにしたりする
うちのはちょぼちょぼしかなくて
大事に大事に
していたけれど先日
職場のお隣の庭に大群をみつけて
早速
お尋ねすると
採っていいですよ幾らでも、
と実に寛大なことをおっしゃるので
深く、お礼を言って
両手、いっぱいに採ってかえって
蕗味噌やペーストにして瓶につめた
ほくほくする
今日は晩御飯のパスタにしてみようとおもう
ふふふふふふ
春はきたのだ
また
めぐりめぐって
ここへきた
さて
来る三月
a story of Mar.
小さなものがたりとうたの会
の、お知らせです。
先日
お引越しをした方から古い雑誌を譲り受けて
ふとひらいたら
「クムリポ」
ハワイに古くから伝わるチャント (祝詞) が、
のびやかな版画絵とともにあった
一寸でこころの底がさわいで
ああ
これをよみたい
とおもった
ゆっくりそのページをめくって
やっぱりすぐでもこれをよもう
ときめた。
・・・・・・・・・・・・・
2018.3.20 (tue)
a story of Mar.
小さなものがたりとうたの会
「クムリポ - ハワイに伝わる創世詩」
内野加奈子・訳
am 10:00 ~ 13:00頃
at cibo (葉山・上山口) → ●
10名
place & food charge 2,500en (軽食とお茶、デザートつき) + donation
わ
になって、
めにはみえない音、声、ものがたりに
みみと
こころ
からだをほどいて
ひらく。
三月のものがたりは
「クムリポ」
ハワイに古くから伝わるチャント (祝詞)
ハワイの伝統航海術ホクレア号で
日本人初のクルーをつとめた内野加奈子さんの
静寂と
まるであざやかに動き、息をする、訳詩で。
いくつかのおとやうた
朗読のあとは、
母音を手がかりに
ご自身の声で
内面に、深く潜り
自分自身をととのえてゆくような
声のワークもおこないます。
わたしとせかいがひとつであるような感覚を
共振、共有してみたいとおもうのです。
おしまいには
料理家ハタナカイクヨさんのおひるごはんと
cibo の主 みとなさん手製のプチデザートとお茶を
しみじみいただきながら、
シェアリング
このごはんとおやつが毎度毎度
実にうつくしくって、おいしくて、すばらしい。
この三本柱
夢のように、
ありがたくおもう。
ようこそおいでください
* お食事のご用意がありますので
ご予約を3月16日(金)までにいただけるとありがたいです。
satomikan_y@yahoo.co.jp
・・・・・・・・・・・・・・
この創生詩をよんだとき
深いところでなつかしくおもった
うみをこえて
わたしたちのなかにも
このリズムやものがたりが
わすれがたい根っことして
いまも
めぐり
いきているのではないかとおもう
果てしなく長いときのながれのなかで
みえなくなってしまった
深いルーツやヒントがそこに
かくされているような
わくわくするようななにかがある
そんな気がする
春分をひかえ
桜の花のほころぶ頃
お待ちしております

どこかで用意されていたような
不思議な出会い
というものもあるもので
彼女にはじめてあった瞬間
ああ知っている
とおもった。
本気でどこかで会ったことがあるのだとおもって
はなしをすると
どうやらはじめましてのようで
それは正直まだ信じられない。
はるかむかし、
このひととなにかをともにしたのだろう
と
いまはおもう。
だってこの、しってる、ってかんかく。
彼女もまたそういうかんじがする
と
彼女の持つ法則にそれがぴったりとあてはまるのだ
といった。
おもしろいな
むかしは前世とか
まるで興味が無かったんだけど
あっちから
いつのまにかするりやってきて
それがいかにも自然なことのように
おもっているわたしがいる。
生きていると
ひとはかわる
いや
おもいだしていくものなのだな
ふふふ
さて
そんな彼女のご自宅へよばれ
お邪魔したときに
そこは山端の
あんまりに彼女そのものの、清く
うつくしいところで
この場所によばれるようにしてここへきた彼女の
そのまっすぐな糸やみえない気配を感じた
ああここでうたいたい
とこころのなかでおもった。
そうしたら
ここでうたってほしいのですと
彼女がいった。
もちろん
とはなしはあっというまにきまって
三月
春分の日
ここでそういう場をもうけることになりました。
そうそう、
彼女の名前は
io
八代衣
という。
幸福なこと
生きていると
こんな素敵なこともある
かみさま
どうもありがとう
(以下、io 告知文より)
・・・・・・・・・
_ おしらせ
koe _ 01
自然のなかまに
春の訪れを 告げるうた
/
0 から全てが はじまる
地球暦のはじまり
3月21日 春分の日
kinoyouna / さとみ
うたの 時間をひらきます
伝えたい 気持ちは
たくさんありますが
お越しいただいた方々と
なにかを感じ合えれば いいなと
おもっています
一口菓子は
porteさんに
つくっていただきます
わたしの方は 春色の
ドリンクを用意する予定です
koe _ 01
日程 3月21日(水)
時間 11:00-13:30 (終了時間は前後する場合がございます)
場所 鎌倉 (詳細はご予約時にお伝えします)
定員 10名
料金 3500円(税込) お土産付き
予約方法
お名前 ご連絡先 人数
明記の上 、以下アドレスまでメールをお願い致します
io.contact.32@gmail.com
3日以内にお返事させていただきます
床に座る予定です
ブランケットがある方は
お持ちください
いとしき いとしき
春のはじまり
io 八代衣
http://info-io.tumblr.com/
February 22
・・・・・・・・・・・・・・
きっと幾つもの鳥のこえがする
春の草木花の匂いがする
やわらかなひかりがさす
かぜがふく
わたしは地球暦と暮らしはじめて
3年目になる
ああわたしは
宇宙の中の
ここにいて
いまがここ
なんだと毎日おもう
春分の日は
地球暦はじめの日
こういう瞬間から
あたらしいこの一歩をあるき
はじめたい
すべてはともにあってくれるのだということを
ここにふかく
つかんではなさないように。
お待ちしております

土用もようやくあけて
立春
冬のピークをこえる
あちこちの庭に
梅の花が咲いて
時折、
羽衣のようにその香りがする
ふきのとうも
顔をだしたよと
聞いたけれども
こちらはまだみつけられない
ああ、
ふきのとうの天ぷらがたべたい
如月である
睦月の終い
先日の満月はとても
うつくしかった
さて
a story of Feb.
小さなものがたりとうたの会
二月のおしらせです。
・・・・・・・
2018.2.27 (tue)
a story of Feb.
小さなものがたりとうたの会
「宮澤賢治」
物語と詩、うた、ことば
am 10:00 ~ 13:00
at cibo (葉山・上山口) → ●
place & food charge 2,200en (軽食とお茶、デザートつき) + donation
わ
になって、
めにはみえない音、声、ものがたりに
みみと
こころ
からだをほどいて
ひらく。
二月のものがたりは
宮澤賢治
年に一度はよみたいとおもう
宮澤賢治
「鹿踊りのはじまり」 ほか
まだ空気のすきとおって
つめたいうちに
彼がのこした
このひとひらひとひらを
しずかに
あじわって
みたい、
とおもいます。
いくつかのおとやうた
朗読のあとは、
母音を手がかりに
ご自身の声で
内面に、深く潜り
自分自身をととのえてゆくような
声のワークもおこないます。
わたしとせかいがひとつであるような感覚を
共振、共有してみたいとおもうのです。
おしまいには
料理家ハタナカイクヨさんのおひるごはんと
cibo の主 みとなさん手製のプチデザートとお茶を
しみじみいただきながら、
シェアリング
このごはんとおやつが毎度毎度
実にうつくしくって、おいしくて、すばらしい。
この三本柱
ありがたく、
ありがたくおもう。
ようこそおいでください
* お食事のご用意がありますので
ご予約を2月23日(金)までにいただけるとありがたいです。
satomikan_y@yahoo.co.jp
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かつて彼が生きていたころ
このせかいに
こんなにも
時代をこえて
ふかく、ひろく、
ひとびとに愛されることになるとは
知らないままだった
しかしそのひつようを
きっと
知っていたし
きっとそれを
切に願っていた
だってそれは
風や宇宙、月あかりから
もらってきた
ひとすじの、
すきとおったほんとうのこと
であったから
わずかにふくらむ
芽吹きや蕾
やわくほどけてゆく
山の気配と
大きな窓辺で
お待ちしております。
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