
拝啓
桜がさいている
あらゆる花々がつぼみをふくらませ
順に
ひらいてゆく
むすこがひるねからめざめ
めをぱちくりさせて
部屋のどこかを
ゆびさす
ぱたり
もういちど
つっぷして
ねむりはじめる
昨年の秋
鎌倉・海のアカデミア
での
BOOKWORMのステージに
こえをかけてもらって
ろうどくした。
あのころ
おなかのなかには
ちいさないのちが
ぷかぷか
うかんでいて
そのことを
わたしはかいて
よんだ
うみのこが
うみのこいれて
うみへゆく
それはこうふくな
とくべつなしゅんかんだった
そうしてこの春
ふたたび
わたしもこの輪にくわわって
よむ
このだいすきな町を
旅立つ前に
おみみ
かたむけてくださりますれば
さいわいです
・・・・・・・
BOOKWORM × Peacenic
at
BEACH MUFFIN (逗子)
4/11(土)
開演18 : 00
閉演21 : 00
入場無料(要ワンオーダー)
BEACHMUFFIN
逗子市桜山8-3-22
https://www.beachmuffin.com
○出演
Kunihiro Kubota (sunset candle,Yorocco Beer)
鈴木直広 (YavaS農園)
toto (Peacenic,野ざらし荘)
nalu (唄い手)
平野隆章(ドキュメンタリー映画「発酵する民」監督)
山崎円城(F.I.B JOURNAL)
山田祐基 (絵描き,アートディレクター)
○トークセッション
山崎円城 x toto
- about "BOOKWORM" -
http://book-worm.info
21年前より不定期に続くフリースタイルのリーディングイベント 。
ミヒャエル・エンデのインタビュー集の中の、
「人は自分の好きな物について語る時、 とても上手く語ることが出来る。」
という一説との出会いがブックワームのアイデアを生ませました。
1人10分以内という決まりだけがあります。
・・・・・・・・
nalu
はわたくし
おもいきや
むすこはめをさまし
ベッドより足ぶらぶらさせて
床におり
こちらへ
はいはい
やってくる
こころより
おまちしております

なにもかも
が
ほんとうは
あなたの
わたしの
味方であった
それは
いまも
いつかも
これからも
いつも
いつでも
かわらない
どんなことも
そのやくわりをもって
こちらへ
それをみせ
またときに
せなかをおす
おしてくれる
たとえ
それが
ひどくつらいようにみえること
みえたことさえ
すべて
すべては
愛から来ている
だから
そう
だいじょうぶだ
なにがきたって
だいじょうぶだ
だいじょうぶなんだ
それを
きみに
わたしに
しっていてほしい
ないてもいい
うらんでもいい
かなしんでもいいから
そのあと
ふと
そのことに
きがついていてほしい
そうやって
ここに
そこに
たっていてほしい
いきていてほしい
生きうるかぎり
そう
このいのちの
ここに
あざやかに
あるかぎり


なまえを
あたらしくしたい
とおもっていた
さくねんから
ひらり
まいおりてきたらおしえてね
あたらしいなを
つけてほしい
と
かつて
わたしが
ひとり
なんともカテゴライズできない
わたしのうたを
ええやん
それを
それこそを
ひとまえでうたったらええやん
うたうひつようがあるわと
いって
わたしの
せなかを
おおきくおしてくれた
友人に
おねがいしていた
かれのそんざい
であいは
わたし
そのたましいにとって
とてもおおきい
そして
この春先に
なまえがきたよ
と
よばれて
そのなを
さずかった
僕がつけたのではなく
あなたの魂から預かったものを
お返しした
という感覚ですので
この名前は最初から里美のものです
と
彼はいってくれた
きいて
なみだがふるえでた
この春分から
わたくし
nalu
となりました
なる
ハワイ語で
波
むすこのなを
うみ
という
あんたらはコンビやで
と
かれはいう
はは
この
ひびき
いみ
もじのならび
なにもかも
とても
きにいっている
ますます
あちこちでうたい
ひびきあっていく
しょぞんです
ありがとう
どうぞよろしくおねがいいたします
nalu

はるのなかで
なく
はるのなかで
よろこび
ふるえる
はるのなかで
うたう
はるのなかで
おどる
めにみえるもの
すべてが
そのように
いきている
めにみえぬものたち
すべてが
そのようなけはいを
はなっている
ここは
うるわしく
うつくしいところ
そう
いいきって
おく
さて
わたしはこのはる
拠点をうつすこととなりました
ひとまず
ここでのこうした
連続した場はしめくくりといたします。
ciboさん
ここでわたしのさせてもらったことは
あまりにおおきく
あまりにゆたかで
あまりにすばらしく
あたたかで
おおらかで
わたしはここでとても自由でした
かけがえのないときと
場と、くうかんを
あたえてくださったこと
ふかく
感謝いたします。
はる
せかいはざわざわと
しているようにはみえますが
またどうじに
なにもかわらず
ここにあるものでもあります
いま
わたしにできることといったら
わたしのかんかくそのままに
ちゅうちょせず
すなおに
このばをもうけ、
わとなって
声のなみ
うつくしい波動を
そのまま
共有することだとおもいます。
そこに
おそれや
ふあんは
皆無
くるものはくるし
ただそれだけのこと
ひつようなものが
ひつようなところに
おこるというだけのこと
このうちゅう
このちきゅう
すべてをつつむ
あたらしいへんかのただなかに
わたしたちは
いちしている
・・・・・・・・
2020. 3. 20 (fri)
a story of Mar.
小さなものがたりとうたの会
「はじまりのうた」
open /am 10:30
start /am 10:40 ~ 13:30頃
at cibo (葉山・上山口)
10名
place & food charge 2,200en (昼食と飲み物、お菓子つき) + donation
food / フーヤン (ハタナカイクヨ)
dessert , drink / 西來みとな(cibo)
*場の準備のため、door open は10:30からとさせていただきます。
わ
になって、
めにはみえない音、声、ものがたりに
みみ
こころ
からだをほどいて
ひらく。
このたびは
「はじまりのうた」
この日は
春分
「地球歴」でいうところの
めぐるこのほしの
いちねんのはじまりの日。
この瞬間に
わきおこるもの
ことばや
ことばでないもの
垣根をこえて
じゆうなものたちと
はじまりのうたを
うたう
いくつかのおとやうた
ことばのあとは、
母音を手がかりに
ご自身の声で
内面に、深く潜り
自分自身をととのえてゆくような
声のワークもおこないます。
わたしとせかいがひとつであるような感覚を
共振、共有してみたいとおもうのです。
フーヤンの、この日のための特別なお昼ごはんと
cibo の主・みとなさん手製のこころおどる季節のデザートとお茶を
ありがたく
しみじみいただきながら、
シェアリング
どぞどぞ
ようこそおいでください
* お食事のご用意がありますので
ご予約を3月16日(火)までにいただけるとありがたいです。
satomikan_y@yahoo.co.jp
参加人数が必要数に満たない場合は
お食事なしでの開催になりますこと、どうぞ
ご了承くださいませ。
その際は、事前にご連絡をいたします。
・・・・・・・・・
在る朝から
庭でうぐいすのこえの
はじまりを聴く
春のひかりに
ゆれてすきとおる
子の髪の毛の先っちょ
雨の日の海
曇りの日の海の色
ひかりのなかの波の色
ああ
いま
うつくしいせかいに
たっている
こころより
お待ちしております

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