
福井・越前町
ひら 衣展にて唄の環
ひらき、かこむ
それは
それは
こうふくなひとときで
ありました
はじめまして、の土地で
はじめまして、の方ばかり
うつくしく佳く響く日本家屋
ギャラリー・洗心亭
畳の間に於いて
窓の外射すひかり
ゆれる樹木の緑
ゆする風
ひらひらたゆたう、
ひら のころも
ひかりの粒に
取り囲まれながら
こえ
ふるえ
なみとなって
ひろがりて
波紋
みえるものみえぬもの、ふるわせ
そのちゅうしんを
ゆらかして
また
ひとひとのこえ
かさなりて
ひびき、わたり、波紋、環となりて
ひろがり
ここ
しずかに
ひらきゆく
そんな
なんともしあわせな
場とときを
持ち得ました。
ひら
丹羽弘子さん
だいこん舎
かずさんとゆかりさん
おいでくだすったたくさんの方々
同行してくれたちいさきむすこ
また
場の間、むすこを観ていてくだすった
弘子さんのお母様
この場へみちびいてくだすった方々と出来事
こちらへ想いをはせて下すった方々
心より深く
感謝御礼申し上げます
ありがとうございました。
久しぶりの再会のよろこびと
ひら の衣のうつくしさ、潔さに
ふれ、目の前に
小躍りするほど嬉しく
その揺れるさま、ひとの纏うさま、
みているだけでこうふくで
また
はじめましての方々よりいただいた
唄の環への感想、お言葉が実にありがたく、
またまた
だいこん舎さんのお蕎麦がもうもう
ほんとうにどれもこれも
おいしくておいしくて
滞在の二日間、息子と通い、頂きました。
笊の替え玉、
そばがきの甘味まで。
!
前日
むすこを乗せた車はしらせ、
越前町に辿り着いたのは
もう日暮れ過ぎで、
若狭湾に橙色のひかり淡く映しながら
厳かに、またうるわしく今日の日の太陽が沈みゆくのを
そのまあうつくしいさまを
歓声をあげながら、みた。
緑山々、里々、人々の営み
海山ひかる豊かな水、鳥、獣の声
それはそれはうつくしい故郷でありました
そこから流れる旅の話は
また次回
新月よりひらかれし
ひら 衣展は
六月の満月、25日まで
お蕎麦とともに是非お越しください。
深々、感謝込めまして

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