
娘、春より
一人暮らしをはじめ
その城に早く遊びにきておくれという
そのために、
お布団だって買ったんだから
と
かわいいなあ
そんなわけで
八月の暑い最中
むすこと出かけてゆくことにした
せっかく行くならと
わたし
唄うものとして、
我が家のごとき
葉山のciboさんへ
ご予定をうかがってみる
と
叶う
そのこと夢のごとしである
しかも
予定を組むうちになんと
お食事をつくってくださるかたあらわるる
きみえ
kimie.space
野田悠子さん
長く携わってきたフランス料理の垣根を超え
節気うつろう中で感性のふるえた
細やかな情景たちを
旬の青果やハーブなどの植物を以って
食事や菓子へと仕立てる
それは
彼女というひとそのまま
息を呑むほどに、うつくしい
唄うものとして、
うまれたばかりの雛のようなころから
わたしは
ここで
育ててもらった
cibo
その主、みとなさん
ここでこうしてまた
唄えることだけで嬉しいのに
こんなことって、
と、鼻血ものである
と
そんなわけで
八月二十三日
葉山、ciboにて
唄の環
久方ぶりにひらきます
暑い真夏の最中ではありますが
バスにゆられ
または
てくてく、
びゅんびゅん、
すーいすい、
いらっしゃってください
みなで声をだし
水平線、宇宙のかなたへ
天、水、ひかり、植物たち、生き物、星々、大地
ひとつになった後には
心身にうつくしく沁み渡る
きみえ ごはんに舌鼓
しみじみ味わい
お仕舞いには、
くるり輪となり
シェアリング
ひとりひとりから溢れる言葉たちは
何某かのかけらとなって
それぞれの日々、日常へと溶けていく
素直なところへ還ってゆく
その
道標となる
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a circle for feeling voice
母音と倍音、声音の環
nalu の声、唄、朗読を交えたのち
それぞれの声音を響かせてゆく
“声のヨーガ” のようなワークへ展開
心身にうつくしく沁み渡るごはんつき
2022. 8. 23 (tue)
10:30 door open
10:45 start
於 cibo (神奈川 葉山 上山口)
fee : ¥3000 (きみえ による、玄米ごはんと野菜のプレート。cibo さんのお茶、場所代を含む)
+ donation ( nalu のこの環、ワークへは其々がこの日、感じられた分。
お金というエネルギーに気持ちよくのせて、お入れください)
ご予約・お問い合わせ : satomikan_y@yahoo.co.jp
(有り難いことに、満席となりました。
ありがとうございます。)
……
いとおしいあの
大きな窓
何がみえるだろう
聴こえるだろう
蝉時雨
川の流れ
雫る山
懐かしい方も
はじめましての方も
真夏の終わり
心より
お待ちしております
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