
あけましてあけまして。
ちょっと遅くなりましたけども、
おめでとうございます。
あたらしい年のはじまり
ってものはなんだか
ふだん猫背ぎみの背筋というか、
たまにしょげたりもする自分自身のきもちというか、
それらがしゃんと、する気がする。
私の中の深ーいとこ、
心の奥のほんとのところと
向き合えて、うなずく。
なんというかこう
まっすぐになるかんじ。
今年もよろしゅうにね。
と、
自転車、ガスレンジ、植木、ご近所猫、洗濯機、
いろいろなものに向かって口にだしておる
この新年です。
今年は、娘と年賀状をこっそり見えないところで書いて
互いに送り合いました。
そうして届いた娘からの年賀状には、
「めりくりすます」
とか、
「まま、いよいよねずみどしだね」
とか書いてあって、面白かった。
いよいよってあなた
……。
そして餅好きな我々は、今年もお餅をたんといただきました。
それにしても、お母さんのつくるお雑煮は
なんでこんなにおいしいんだろう。
たぶんこれ、日本全国の人の多くがおもうことじゃないかしら。
おっと、私だってお母さんだった…と、
母の横でその作り方をのぞいてみたけれど
たぶんまだあの味はだせぬね私には。
と、早々にやる気なし。
お母さん、うんと長生きしてくれなきゃ困るでよ。
日々がめぐるのは早く、
今日はもう鏡開きの日。
娘がうーんと待ちかまえていた鏡餅を、
いよいよ、おいしくいただこうとおもいます。
ひひ。
今年も、日々に泣くほどの感謝をもって
生きられますように。
欲張らず、のびやかにいけますように。
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