
ひとも、時とともに変わるものであります。
変わらないこともあるけど。
なんや変わっていないような気でいるんだけれども。
しかし。
わずかに、すこしずつ。
いつのまにかがらり、の、変化。
最近それをひとつ、実感したのは、新聞を読んでいるとき。
うちでは新聞をとっていないので、
新聞といえばもっぱら、わたしはぶらりと行った実家で読むのでありますが。
その新聞。
最近、開けばざっと全ページ、めくるのです。
株式らしき数字ずらり並ぶページと、スポーツ欄、以外。
普通だって?
でしょうな。
それが普通でしょうな。
……。
しかしながら、
そのことに自分でびっくりしているわたし。
わたしの知っとる“わたし”といえば、
TV欄をみるわたし。
4コママンガを読むわたし。
今週の天気を、
月の満ち欠けを、潮の満ち干を、みるわたし。
こどもか。
いやなに少し前まで、こどもさんレベルに新聞を見ていたのだ。
いや、こどもさんだって新聞読む子もきっといるぞ。
と、いうことに、今更ながら気づきましてん。
で、今は新聞がおもしろいなーとおもう。
天声人語が受験に役立つから、とかいって、
かつて無理無理読んでいたのとは、
ちょと、いや、ずいぶん違う。
なるほどそうか、なんつってわくわくしたり、
こんなことが起こってるのか、と、ちっさい胸を痛めたり
あまりの不条理さに、怒ったり、しながら。
新聞はおもしろい、そうおもう。
人生でこんなの、やっとのことなんだからこれ、
おはずかしい限りでありますよ。
休日、実家に行くとざっと1週間分の新聞を、
暇さえあれば広げてみてるもんで、
娘がその上を
「ママー、もう新聞だめー」
と言いながら、ごろごろ転がる始末。
……。
ごめんね。
うちでも新聞、とれって話ですか?
それからもうひとつ、
わたしも変わったわのぅーとおもうことが、あるのでありますが、
また、長話になってまいそうなので
今日はこれくらいにして
それはまた、つぎのはなしに。
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