
唐突ですが最近、
わたくしひとり勝手に、「商店街を応援しようキャンペーン」をしています。
たとえば、おとうふを、おとうふ屋さんで買うようになりました。
どこの町にもたいてい1軒はありますわな。
そのどれも、たいていこじんまりとしていて
たいてい、気のいいおじいさんとおばあさんが作り、売っていらっしゃる。
これまではスーパーで、
“国産大豆”かつ“遺伝子組み換えでない”の中から
なるたけ手ごろのものを買って満足していたのだけれども。
それに加えてもっと大事にしたいことがあるぞ、と気づいた今日このごろ。
先日、大好きだった和菓子屋さんが閉店しまして。
名残惜しさを伝えると、「後継者がなくって」と、おっしゃる。
大好きなこじんまりとした手芸屋さんのおばあさんも
「後を継ぐ人がいないから、私の代かぎりねー」とおっしゃる。
もったいないー。
けどそれは、我々が大型スーパーに流れてしまって、商店街でお買い物をしなくなったからだ。
と、私はおもう。
もっともっと商店街が元気になったら、喜んで、その息子さん娘さんは後を継ぐんじゃないだろか。
そんな思いからのこのキャンペーン。
とはいえ、まだまだスーパーで買うものもあるんです。
けどなるたけ、お魚屋さんでお魚。
八百屋さんでお野菜。
そらね、大型店よりちょっと高いものもあるんですよ。
けどお財布と相談しつつ、応援したいお店で、なるたけお買い物をするようにしています。
そうそう、おとうふ。
朝買いに行くと、おじいさんが
「今できたところだから、ちょっと待っててね」
といってゆげのもうもうたつ、温かいおとうふを切って、入れてくれます。
忘れずに持ってゆける日は、タッパー持参すると入れてくれて、ちょっといい気持ち。
塩をぱらっとしただけの冷奴、
娘は「おとうふ、おかわりー」を何度も要求……。
おとうふやさん、
ずっとずっと元気でおいしいおとうふを作り続けてほしいなあと思うんであります。
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