
昨日は終戦記念日でした。
この日は昔から、しゅくしゅくとしたきもちになります。
今年で戦後、62年だそうで。
当時10歳だった人が、72歳。
20歳だった人が、82歳。
戦争を生で体験した人が、どんどんいなくなってしまっている。
「戦争体験の風化」って話は、前からよく聞いていたけれど、なぜだか今年は妙に、人事ではないというか、そのことを噛みしめてしまう年でした。
隣でばたばたと子どもが、家族が、友達が死んでいって、その転がる手足を見る。
兵隊として人を殺し、仲間を殺される。
どんなに恐くても、逃れることができなかったということ。
その恐怖、はどんなものだったろう。
そして、62年前の8月15日。
戦争の終わりを迎えた人々は、どんな思いだっただろう。
そんなことを考えました。
私は戦争を体験したわけではないけど、この国にたった62年前にあったこと、戦争がもたらした地獄のようなことを、今よく聞き、知り、耳をすませてこれからの子どもたちに語り継いでいくのは私たち。
あの戦争で、にべもなく死んでいった人々のためにも、二度とこの国が、戦争をしないように。
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