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  日々、ミカンのこと                 

satomi yamada

 

畑と土 |

麦

12月
庭に、麦の種をまいた。

どこにまいたのだかわからなくなって
じゃかじゃか踏んづけたりしないように、
浜辺からひきずってきた流木でなんとなく囲いにする。

土をかけ、
最初の水をまいて、
おもむろにむすめ、
さつきさんメイさんが行うドングリの芽でろ、の
まじないの舞を踊りはじめるので、
わたしもとなりで
んむむむーーーん、ぱっ
を数度とやる。


さてそのかいあってか、
芽が生えた。

緑の先っぽをしゃらんと触っては、
話しかける。
出かけるときには、「いってきます」。


春にはこの麦を挽いてパンにする。
茎でもってヒンメリをこしらえる。
そんな、心づもりでいるのである。


おそらく
ここの土も以前の状態とは変わってしまった。
なにが正しいだの
なにが正義だのというものは
ますます、
ひとつではないのであろうと
3.11をひとつの境にしておもう。

それぞれが、
それそれの中心の指し示すところで
判断してゆくしかないのだろう。
あふれかえる情報をつぶさに収集、解析、整理してみたとて
頼るのは結局、自分自身の感覚なんじゃないかとおもう。
未来を、保証するものはなく
リスクを、完全に回避することは皆無

そのことがより、
はっきりと見えるようになったともいえる。


直感にしたがって
今日の日、ひとつひとつを
大切に、潔く生ききればよい

わたしはそんな単純なところに思い至る。
そんなことをいいながら、もしかしたら
極めて長寿なのかもしれないし、明日ゆかないともいえない。

わたしはそれはどちらでもいいと
おもっている。

たいようや、みず、だいち、つき、しょくぶつ、
それらとつながっていさえすれば
やってくるものを
うけて、
ゆくだけなのだ。





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