
年賀状。
これを書くのもいただくのも、毎年ひそかな愉しみとしています。
年の瀬の祭りのような忙しさの最中、
もくもくと徹夜なぞして
ひとりひとりにしたためるのは
去りゆくこの一年のお礼であったり、
ちょっとした近況であったり、
なにともつかぬ独り言のようであったりする。
今年はすっかり気を許して
紅白歌合戦や正月のおせちの合間にかいてしまった。
昨今はメールやなんかで
紙も使わずにひょいと挨拶もできるのだけれども、
わたしはあちこち、婆ちゃんのような古臭さを好むので
年賀状はきっと、これからも書くんじゃないかとおもう。
正月早々会う人にも、
むすめにも、
かぞくにも、
年賀状でしかゆききのなくなった久しい人にも、
いつ届くんだかわからぬ外国へも。
くわえて恥ずかしながら
実は自分にも一枚、かいている。
(これには説教や激励をしたためます)
そんな折、
ひょんなことから
the yetis の田川氏と
こんな素敵な催しに参加させてもらっております。
音楽と演劇の年賀状展
http://blog.livedoor.jp/nengajoten/
方々の面白げなギャラリーやカフェを巡回中。
埼玉のsenkiyaさんに一度おじゃましたことがあるけれど、
ここは本当にすてき、わくわくする処です。
コーヒーもケーキもおいしい。
お近くにお住いの方々、よろしかったらばぜひお出かけください。
こともあろうに、
あまりに普段どおりの賀状を送ってしまった自分をはずかしくおもいつつ
ほかの不思議で愉快な方々の年賀状をみるべく
わたしも会期中にぜひのぞきにゆきたいとおもてます。
さてほい、年賀状
忘れちゃいけないのはお年玉。
いまだ切手シートしか当たったためしはないけれど、
その干支が施された切手がまた実によいのである。
今は亡き祖父に引き続き、
毎年その切手を収集しているのです。
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