
庭の草がぼーぼーで
蚊の発生率がいちじるしく、
夜ごと蚊の襲来を受けたりする。
一度さっぱりさせるのもよいかと
カマを持ち、
庭へ出てみるのだがそのたびに、
一歩足を踏み入れればトカゲがはしってゆく。
バッタがはねる
蝶がとぶ
蟻のゆく
めくるめく虫々の世界。
このぼーぼーの草はなにも
わたしだけのものでないんである。
そこで今日もカマを握ったまま
家へかえる。
一昨日から寝床に蚊帳を吊るしてみた。
蚊は来ず、
ぐっすり眠られる。
朝、新聞をひらくたびに歯ぎしりする
目からでてくる水で新聞紙がぬれる
なぜ、きこえないんだろう
なぜ、すすんでゆこうとするんだろう
なぜ、
なぜ?
野田首相、あなたこの国のトップならば
オスプレイはどうぞ持って帰ってもらってください。
そこに生きるものたちのこえを
このくにに生きるものたちのこえを
、きいて。
庭ボーボーのわたしは
原発も、鼻つまみものの戦闘機も、ほしくありません。
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