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  日々、ミカンのこと                 

nalu

ゆやけ 

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yuyake

夕焼け、
窓の外に広げてそれが
すこぶる美しいと、
あわてて外へでる。

海へむかっていちもくさんに駆ける。
娘をさそうと
うなずいて彼女もとびだし、
ふたりで駆ける。

そうして砂浜で
茜色の雲や色のさまざまをみる。
みて、ほうける。
こういうとき、
世界はなんて綺麗なんだろう
なんて、
この地球へ生まれしことの幸いに
感謝したりする。


ここのところ
夕焼けがとても美しい


今日は娘が友達と遊びにとんでいっていたので
ひとりで浜へでた。
富士山と、雲と、色の名残り。

こういうとき、たとえば娘や
だれかに見せたい、一緒にみたいよなぁなどと
いとも簡単におもうけれども
いやしかし、
たったひとりで眺め、立ち尽くすのもいい。

わたしと、
空と、
吹く風と、
顔にかかる少々の砂、
一面の海。
風の音だけがして、
世界と向き合う自分がいる。


秋の夕暮れはつるべ落とし、とは母の口癖なのだけれど
あっという間に日は落ちて、辺りはいっぺんに薄ら暗い。
そんな中、かりかりと自転車をこぐと、向こうから、
娘の私を呼びかけるはねた声のする。

さっきの夕焼けみたかい?
うん。
そんなことを言い合って、うちへ帰る。


オスプレイが飛び回って、
原発容認の党首ばかりで、
理解不能
腹が立ってしょうがないけど、
失望だけはしないでいよう
明るみを想像しつづけよう

イメージは、世界を創りさえするのだ

そうおもうような
見事な夕焼けだった。







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