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  日々、ミカンのこと                 

satomi yamada

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うたう、 |

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拝啓、

私の家はクリスチャンではないけれど、
田舎町にある数少ない幼稚園の一つとして
聖母幼稚園に通っていた。

年長さんのクリスマス会には決まって
聖夜劇を演じることになっていて、
私の役柄は、3人目の宿屋のおかみさん。

そこには3件の宿屋が並び、そのひとつひとつに
「今晩泊めてくださいませんか」
というヨゼフさんとマリアさんに
皆一様に首をふる。
年末で書き入れ時なのか宿屋はどこも一杯なのだ。

いよいよ3つ目のドアをノック
「トントン」
すると、
腰巻きエプロンをした私とその旦那役の男の子は
「お部屋もいっぱいになりましたものね」
と両手をぐるっと回して叶わぬことを表現。
でも、
と続いて
「馬小屋でよかったら、どうぞ」
といっておふたりを厩へご案内する
というものだった。

そのとき母から借りた腰巻きエプロンが、
どんな色柄をしていたのかは、
今でも母の箪笥の引き出しをあければそれを取り出して
これです、
といえる。

夜に、父母と妹と4人で寒中自転車をとばして
町にもう一つある、
これまたキリスト教系の幼稚園へ出掛け、
その中庭に立つ、もりもりと大きなモミの木に
光がいくつも灯るのを見に行った記憶がある。

夜、といってもそれはおそらく
7時とか8時とかそこいらで、
でもあんまり外が暗くて寒いものだから
それがまるで真夜中みたいに感じた。

そして
自家用車もあるのに、なぜわざわざ極寒の中を
4人揃ってチャリンコをこいでそこへ行ったのかというと、
それはおそらく夕飯に父がお酒を飲んだためで、
そんな理由で我が家はたびたび、
夜の外食にも自転車で町へ繰り出した。

いよいよ中高生ともなると、その
カルガモか雁の群れかなにかのように
4台の自転車を連ねて出掛ける様が
妙に恥ずかしく、私と妹はそれを嫌がった。

そんなわけで、
子どもの日だというのに何故
父さんの飲酒に重きが置かれ、
自転車でなければ行かない、といわれるのか
私にはそれがとても理不尽なことにおもえた。

今となれば、
お酒なしでお祝いになるかい、という
父親の気持ちもすこしわかる。
とにかく私は
どうでもいいことを恥ずかしがる生意気な娘だった。
そんな生意気女にも、幼いころはサンタさんが来ました。


そんなことより、
その、
暗闇に見た大きな木が、
私はとてもすきだった。

あれはモミの木だったのかはわからないけれど、
赤だのピンクだの青だのでない、
ただ
真っ暗闇に立つ真っ黒い木に、ぽつぽつ
ひかりが幾つも灯る姿は、
吐く息とともに
私の脳裏に刻まれている。

それにきっと、あそこへ車でぴゅっと行っていたのだとしたら
こんなにも鮮やかに、印象を
残さなかったかもしれない。

さてさて、
そんな聖なる夜に
私ども the yetis は、今年もライブを行えるはこびとなりました。


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12 / 25 ( wed )

DAYS386 & p&g & the yetis presents X'mas LIVE

--- 海の傍らに聖夜を ---


at DAYS386 ( hayama )

http://www.days386.com/


open / DJ start - 18:00

live start   - 19:00


2,500円 ( ドーナッツ & 焼き菓子 付き )


-- LIVE --

the yetis

ラクダ盤 ( 行川さをり、眞中やす )



-- DJ --

anmo ( the yetis )


この日は恒例となったDAYS386にて、
p&g にも力を貸していただき、クリスマスライブを行います。
来て下すった方には特製のドーナッツと焼き菓子をご用意しております。


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先日のpeacenicで初聴して、
とてもとても感激した
「ラクダ盤」さんにお声掛けして
このたび、ご一緒が叶いました。

ほんとうに素敵なお二人の演奏は
心に残る夜を約束します。

我々も、
良き宵の時間になるよう
心して唄います。
是非ぜひ、
お待ちしております。



最後に、
敬愛する
仲井真沖縄県知事。
あなたに今かかる国の圧力がいかほどか
お察しいたします。
それはおそらく
私なんかの想像を優に超えるものでしょう。


それでも、
どうかその重圧に屈さず、
「辺野古の埋め立てを認めない」
という英断を下してくださるように、
私も
この国の民のひとりとして、
心から応援いたします。

うつくしいうみが、
せんそうのために
うめられることのないように。


敬具


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