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  日々、ミカンのこと                 

nalu

筆と墨 

こども |

kakizome



正月らしい
といえば、先日
書初めをした。


書初めの練習という宿題に
「白いはと」
と、さんざむすめが書きまくったあと
ついでにみなで硯にむかった。

それぞれかいた
今年の目標みたいなもの。

むすめは
「楽しく生きる」
なんてことをかいてわたしを泣かせる。

父は
健康や、みなの幸せを願い
母は
自身の寛容さを願い

わたしはといえば
まっくろの墨で
「転ばぬ先の杖なんていらんわ」
と、かいた。

父と母は
このむすめはこれいじょうなにを転ぶ気か、
てな顔をして口をつぐむ。

しかしそう、
わたしは杖ばかりつきまくっている。

今年はいよいよぞろめを迎えるとしである。

であるからして、もう
杖なんてかっこう悪いものはいらんのだ
ころんでやる。
ころげまくってやるのである。


つまり
甘ったれずに、
生きてゆこうとおもう。
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