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  日々、ミカンのこと                 

nalu

大阪 3days 

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jamjamjam

9月はじめ、
大阪での日々はこれまた
想像以上に素晴らしきものでした。

冒頭の一枚は、星が丘
sewing table coffeeでおこなわれた
jamjamjam 音楽祭。

jamjamjam

むすめもちゃっかり、 EDANE さん WELT さんの売り子席に
混ぜてもらって愉しそうにしてる。
この日はほかに、
鎌倉の布屋 fabric camp さんや
沖縄からパン屋の水円さん
大阪のお惣菜 米day NO.1 さん
などなど
あちこちからすてきなお店さんも集まって賑わいました。

jamjam

ステージ横では、京都の 笑達さんが大きな似顔絵を
描いています。

ちょうど夾竹桃の花が薄桃色に咲いて、
木々、草花の緑がもりもり。
踊って、唄って、わらって、
麦藁帽子をふりまわして、
空にとばして、
ものすごくおもろい、温かな一日でした。
ここにくるたびに、おもうのだけれど
ひとはこんなふうに、
生きていったらいい。

sewing table coffee の玉井さんご夫婦にお会いするたびに
胸がいっぱいになって、
そうおもう。

わたしが今暮らす町に越してきてまもなく、
永井宏さんの訃報をききました。
そして、同じ町にその人が生きていたことを
そこで初めて、知りました。
永井さんの本は学生のころから
あちこち、ふと手にしてはなんだか不思議と湧き上がってくる
わくわくとしたものがあって
ひそやかに、それを
大事にしていました。

訃報を聞いて、
その後、もっと永井さんのことを知り、
ああ、なんでわたしは
こんな、知らぬ間に同じ町に暮らして
それでも、この人に会えなかったのだろ
生きている間に、その存在にちゃんと面と向かって
会えなかったのだろ。
と、すごく残念におもっていました。
きっと、わたしは夢中になって、その世界にとびこんでいたにちがいないのに。
おこがましくもきっと、仲よくなれていただろうのに、と。

それが、めぐり、めぐって、
今年2月にsewing table coffeeさんで唄うご縁をいただいて
そうしてまた、9月に
jamjamjamという場所に呼んでいただいた。
永井さんを愛したひとびとのなかで
うたを、うたっている。
永井さんの姿はもう、目にはみえないけれど
それでもぐるぐるとその環、その存在は今も繋がっていて
動き、膨らみ続けていて
そうしてその一端に、わたしもこうして
つながることができた。
そのことに、胸を、いっぱいにして、いる。

ありがとう。


翌日、EDANE さんで俳句会。
住吉大社の公園に布をひろげて、ピクニック。
米day NO.1さんの特製おいなりさんや、おいしいものを
つついて、俳句をひねる。
みなから名句がたくさんとびだして、ものすごくたのしかった。
この日の特選句は 小香 (WELT) さん!
俳句会はひねるのも、選ぶのも、それが誰の句なのか後からわかるところも、
それについてみなであーだこーだ話すのも、楽しい。
EDANE さんのおふたり、米day一家、WELT さんと、たくさん笑いました。
あれ、身内ばっかりやん。


この日はうっかり、カメラをわすれてしまったために画像はなし。
この夜、EDANE の土井さんにご紹介いただいた
古道具 つむぎ商會さんでライブ。
ここがまた、やっぱりものすごーく素敵なところでした。
古い金具や釘、取っ手、さまざまなパーツが
みたこともないほどずらりと揃っていて、
古いものずきの我々は夢中でお買い物も。
2階のスペースにずらりとこれまた古いもの、古材でこしらえた椅子たちを並べて
ステージをつくってくださいました。

ちいさなお客さまもたくさんの
賑やかな、可愛らしい、なんとも豊かな夜でした。
houkibosi さんの梅ワインも、蜂蜜レモンも、とても美味しかった。
つむぎ商會さん、またゆきます、
ありがとうございました!


目が、さめると、まだ夢みたいな中にいる。
二日間、この旅のあいだ、むすめとわたしは
WELT さんのお宅に泊めていただいていました。
ここは妖精の住処かしら、というような
ほんとうにうつくしい暮らし。
とびきりおいしいスープも朝ごはんにいただいて
幸せをかみしめる。
住む処、こしらえる食事、所作、ひとつひとつ
すべてがそのひとをあらわす
のだなと、うっとりする。
わたしも、むすめも、憧れる、ほんとうに素敵なひとです。


410


3日目、
この日は410 さんでライブ。
410 さんは、美容室です。
それも、すばらしく素敵な。
お噂には聞いていたけれど、ほんとうに気持ちのよいところ。
なんといっても、ここのご夫婦がとびきりに、すてき。
やっぱり、ひと、なのだ。


410

対バンしてくだすったのは、一二三(ひふみ)の遠藤恵さん。
この日はソロで、ピアノの弾き語り。
わたしたちは2階から覗くように、しっかり堪能する。
上からは鍵盤を弾く指の動きがなめらかに見えて、
ほんとうに気持ちがよかった。


410

ご一緒できて、ほんとうにうれしい。
MAHO-ROBAさんのドリンクとごはんも、おいしかったなあ。
しあわせで、つい終わってからも長居してしまう。


yeti

このかたは、
jamjamjamでedaneさんにいただいたイヌイットさん。
旅のあいだ、
ステージの片隅でいつも見守ってくれていました。
ありがたや。
EDANE さんには今回もまた、すみずみまでほんとうにお世話になって
ご一緒するその時間はあまりに愉快ですばらしくて
またなおのこと、二人への敬愛を深くする。

その
うしろにおわします植物さんは、
410さんが持たせてくだすったラン。
ここの植物たちはほんとうに清々しくて
ものすごくすてきだよなぁとおもっていたので、
いただけるなんて、感激至極。
大事に、ともにいます。

こんなふうにこの旅も
すてきなひとと、
すてきな場所にしか出会っていない
なんてことかしら、
なんてしあわせで、ありがたいことかしらと
手をあわせる。

ありがとうございました。

かしこ


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