
11月16日、
胸をどきどきさせながら迎え過ごした
その一日は、
沖縄の県知事選挙だった。
辺野古への新基地建設がまさに争点だったこの選挙。
投票率 64.13%
次点と約10万票差の圧倒的勝利をおさめたのは
党派や派閥をこえて、
辺野古への新基地建設を絶対につくらせないと声高に訴えた
翁長雄志さん。
つまるところ、
沖縄の声
辺野古の海を抱く沖縄の人々は、
この海を埋めないでくれと
本気で言っている。
だって、それは普天間基地の代替だから
仕方がないでしょう?
というかたがいらっしゃるけれど、
よくよくみてみるとそれは、
表向きの言い訳を信じさせられているだけにすぎないことがわかる。
辺野古沖の大浦湾は、
ぐんと水深が深いために、軍港にぴったり適していて
だからずいぶんと昔から計画は存在し、
目をつけられていたのだそう。
海を埋め立てた滑走路の後には、
軍港がセットで建設され
そこは沖縄最大の最新軍事基地となる。
沖縄の負担軽減、のための
普天間基地移転のはずが
すっかり、あちらがわのよりよきように
転換される。
しかも税金で。
負担軽減、なんてうそっぱちなのである。
それは沖縄へ、さらなる負担を押し付けることとなる。
だから、どうか、だまされないでもらいたい。
沖縄は、辺野古を、うめないで、といっている。
大きな声で、必死で、本気で、いう声のあらわれが
16日の県知事選の結果なはずである。
それだのに、
解散総選挙の大騒ぎをする傍らで
ここ数日のうちに
大急ぎで海を埋め立てようとしている。
あの、うみに、
たくさんの砕石を投じて作業用の桟橋をつくるのだそうだ。
それは巨大なもので、幅22m、延長65mもあるものきく。
どうして?
民意はこんなにもはっきりと示されたばかりだのに、
しらぬかおで
それを踏みにじる権限が、
いったい誰にあるというのだろう。
辺野古容認の現知事の任期が続く今のうちに
早く、それを
はじめてしまおうという。
ずるっこか。
これが民主主義をうたう、一国がすること?
どうか、とりかえしのつかないことを
はじめないで。
どうか、踏みとどまってほしい。
とりかえしのつかないことが、
あるんです。
どうか、埋めないで。
あの海が、海のまま、あるように。
生きているあの海が、そのままであるように。
今日も、明日も、あさっても、
あらん限りで、祈っている。
最後に、辺野古の実情を日々わかりやすく、
お伝えしてくださっているブログをご紹介します。
どうぞごらんになってみてください。
チョイさんの沖縄日記 → ●
きっと、めにみえないけれど
きっと届くように、
祈ります。
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