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  日々、ミカンのこと                 

satomi yamada

0419 

うたう、 |


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拝啓

春休み
ふと娘を誘うと
久しぶりに、首をたてにふるので
ふたり
沖縄を訪ねました。

南部
かつて戦火に追われた多くのひとが
身を投げたという
高い崖と、
その下
珊瑚の隆起した海岸には
青い青い魚がちろちろと泳ぎまわって
植物たちが
しずかに
息をして在る。

めをとじ
てのひらをあわせて
わたしも息をする。

誰もいない海で
辺野古の浜の突端で
ガジュマルの木の下で
フェンスのむこうがわ
それから懐かしいひとたちの前で
うたをうたった。

わたしは、
ここへ
会いたいからくるのだ
ここで
祈りたいからくるのだ
ここで
できるなら
このしまうみひととひとつになりたいから
くるのだ

と、
静かにおもう。

里美、
いちゃりばちょーでー
一度会ったらみな兄弟よ
遠慮なんかいらないよ、
今度来るときにはかならず知らせなさいね

と、
宿の心配をしてくれ
毎度毎度、来るとわかれば直前にでも私たちの分のお弁当をこしらえて
ゲート前で待っていてくださる方。

涙もろく、
温かく、
いつでも歓迎してくれる方。

それぞれの方法で
それぞれの立ち位置で
この海と
これからもともにあることを願い
祈り、暮らすひとひと。

そこは、
こちらで想像していたよりずっと
わらっていたし
むろんあきらめていないし
ゆえに失望のかけらもなく
底抜けにあたたかいし

あふれている。

わたしは、
敬愛するこのうみと
ひとと
しまと
そらと
めにみえるもの
みえないものたちと
つながっていよう
つながっているのだ。

と、今日もおもう。

辺野古の記録映画
「圧殺の海」 は
東京 ポレポレ東中野でアンコールにアンコールを重ね
まだまだ上映中とのこと。

19日、
監督と沖縄よりゲストをお招きしてのトーク
そこにてすこしばかり、
唄いにゆきます。

よろしければぜひ
お待ちしております。

敬具

18:10 |  trackback: -- | comment: -- | edit