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  日々、ミカンのこと                 

satomi yamada

0518 

うたう、 |

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拝啓
へのこのことを
おもわない日はない。

毎朝
お茶を沸かしてそれを
祖父母の写真の前に置いた湯呑に入れ替える。
その湯気を前に
手を合わせてお三人に挨拶をする。

それから
神棚の茶碗の水を替えて、
手を合わせる。
しずかに
なるたけ、
まっすぐに。

そうしてからぱたぱたと
弁当をつくり、
朝ごはんをこしらえて
顔を洗って
娘と朝食、娘を見送って
洗い物をする。
たらいで洗濯をして、お日様に干す。

箒で部屋を掃いて、
どこかのタイミングで着替えて、
よし、
ふたたび神棚の前で
ひと呼吸
祝詞をあげる。

自分のなか
余計なものものをはらって、
我が身を清める。
そうして
みえないほど遠く、天のかなた

この大地、
人智のとうてい及ばぬ、おおきなものとつながるような
ともに、あるような感覚をたしかめる。
しずかに、
なるたけまっすぐ。

そうして祈る
今日もへのこと、
あらゆるすばらしいものを
お守りください。

いのる。

鎌倉山に在る、敬愛するアトリエ
「山のスコレー」をかまえる
小川くんからある日
電話をもらった。

「里美に、へのこのことを
ここで、つたえてほしい。
話してほしい
唄ってほしい」

と、小川くんはいった。
「純粋に、ここで、
辺野古のことを想って、ただ純粋に祈る時間をつくりたいねん」

と。
わたしはうれしくて
涙がでた。

小川くんのつくるその場所がどんなに清らかなところか
わたしはわたしなりに、しっている。
みえるものも、みえないものも、
ほんとうにうつくしいところ。

そこをどんなに大事にして創り上げているのか、
日々がそこにどのように寄り添っているのか
それは計り知れない。

これまで具体的ななにか、事象に対して
はっきりした社会的メッセージをだすことを
彼は、彼なりの考えで控えてきたようにおもう。

それは純粋な祈りによるもので、
それはなにかを同時に
批判したり、問い詰めたり、恨んだり、やりこめたり、敵とすることを
したくないからだとおもう。

そんな小川くんが、
へのこのことを祈りたい、知りたい、と
言ってくれた。

そうして、
祈る
その時間をもちたい、と。

わたしがわたしなりに、
へのこへ通いながら
さまざまの想いを抱いて、かかえて、ときにぐるぐると問答をくりかえして
このごろふと
たどり着いたわたしなりのこたえのようなものと
それは、
リンクしているようで
だから、
わたしは、
とてもうれしかった。

もちろんよろこんで、
お引き受けをした。

明確なこたえ、
確固たるもの、は
ありません。
それはつねにうごき、ゆれ、つづけている。

ひとり、ひとりの、なかにある。

うたもまた
祈りのようなもの
だとこの頃深くおもう。
それは、
わたしにとって希望であり
信じられるもの、
ひかりをだいて、いられるもの。

あ、
ねんのためかくけれども
わたしはなにか、特定の宗教的なものに熱心なわけではない。
いうならば、
ひとり、ひとりのなかにある
信じられるもの
信じているもの、を
わたしは大事にする、というだけ。

そして
自然はひとよりも大なり、
同時に、
謙虚さをもってめをひらいたならば
自然とひとつにもなれる、とこの頃はおもう。
だってひとも、
自然の一部だもの。

そういう土台のうえで、
わたしは、
わたしの
あたまと心で感じ、考えて立っているだけ。

さて、
とりとめもなくなってきましたので
小川くんのかいてくだすった告知を以下にのせます。

今回は、
the yetis a small grace
として、
田川とわたしのふたりで演奏します。
小さな祈りとなるように

・・・・・・・・・・・・・・・

へのこのこと 〜 the yetis a small grace LIVE
2015.5.18


the yetis a small grace のVOCAL・里美さんは、
沖縄・辺野古へ娘のマシュを連れ何度も何度も訪れました。
土地の人々と共に時を過ごし、唄い、祈り、願いました。
里美さんは、ただただ、その美しい海を愛していて、
これから先もこの海を訪れたい、その一心で唄い、祈り、願いました。
鎌倉は海の街です。この海を通じて、祈りが届けばいいと願う。

the yetis a small graceのLIVEをスコレーにて開催します。
彼女が見てきた「へのこのこと」を唄に乗せて、言葉に乗せて、祈りに乗せて。
音色に身を任せ、ただ目を閉じて美しい海を想う。そんな平和な時間です。
そうして気持ちのいい時間を過ごすことが、何よりの祈りになると信じて。
ぜひお越しください。

☆ お茶の時間があります。持ち寄りも歓迎致します。

☆やまのスコレーが初めての方もお越し頂けます。


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プロフィール / the yetis a small grace
the yetis の田川薫(uklele), 里美(vocal)によるユニット。
それはちいさな祈りのように、
微かの音、言葉、唄を空気にのせる。
奏でるもの、聴くもの、それぞれが
天と地とをむすぶ、一本のひかりとなるように 

日時/2015年5月18日(月)11:00〜13:00頃
定員/12名
場所/鎌倉・やまのスコレー
※詳しい場所はご予約頂いた方にご連絡致します。

参加費/1,000円 + ドネーション 
※ドネーションとは「寄付」の意味の言葉です。その日感じたお気持ちをLIVEの最後にthe yetisさんへお渡しください。

予約方法/件名を「LIVE予約希望」とし、
お名前(フルネーム)、参加人数、
お電話番号をご明記の上、nomimono_ya@ybb.ne.jp にご予約ください。

・・・・・・・・・・・・・

めにみえないものは、
めにはみえないぶん
こっそりとだけれど、
時空をかるがると超えることのできる
もの。

そのちからを
あなどってはいない。


初夏の山の気配のなか
山のスコレーはどんなにか
気持ちのいいことだろう。

お待ちしております。

敬具



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