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  日々、ミカンのこと                 

satomi yamada

ぬちどぅたから 

おきなわ |

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洗濯は
裸足になって
する。

たらいに入って
足踏みをするのが
なんだか
ダンスをしているようで
ひとり、愉しい。

それに
手でぎゅ、ぎゅとやるより
ずっと楽ちん。

昔、「ホテルハイビスカス」
という映画のなかで
そういうたらいの洗濯場面があった。

「ホテルハイビスカス」は
実は
辺野古が舞台になっている
娘もわたしもとてもすきな映画。
底抜けにわらえて、あたたかい。

昨晩、
学校のプールで使った水着とタオルを
風呂場でたらいで裸足で洗う、娘の姿をみて、
あー
もう、それをやっていい季節なんだった!

気づかされる。

ので、今朝からわたしも裸足で洗濯をする。
夏が、至ったのだ。

6月23日
沖縄・慰霊の日。

この日の前後、
新聞には沖縄戦の体験記事が多い。
図書館から
沖縄戦にまつわる本を
借りられるだけ借りて読みながら、
この日を迎えた。

知れば、しるほど
あまりに惨たらしい
おそろしい事実、に
呆然とする。

24万人をこえる人
島の、4人に1人が亡くなった。
それが、
いったい
どういうことなのか
それが
いったい
どんな景色であったのか

あのとき
死体をふんで歩いた足が
70年経った今になって
熱くてたまらないと
訴えるひとがいるという。

あのとき
のんだ
血の混じった泥水の味が
あのとき
ふきとんだ
大事なひとの身体が
あのとき
迫りきた
狂気にみちた人の目が
あのとき
あのとき
みたもの
かいだ匂い
ふれたもの
きいたおと
おいてきたもの
それをずっとずっと
忘れるにわすれられずに
抱きつづけて生きることが
いったい
どんなことなのか

私たちは到底はかり知れない。
けれど
それを
想像することはできる。
それを
知ろうとすることはできる。

子どものころ、
わたしは
戦争の本の背表紙をみるのも
こわかった。
その本をさわるのさえ
ものすごくこわかった。

今も、
よる
眠ろうとすると
ふと
目が覚めると
本で読んだ惨い情景が
浮かんで頭を離れない。

いいも
わるいもない
戦争は
ひとを
狂わせる。

それは、美しくない。

それは
ただ惨めで
ただ愚かで
ただはずかしくて
かなしい
おそろしい
そういう狂気でしかない。

それが、
戦争なのだと
戦争を経験したひとたちは
いう。

だから
二度と
くりかえさないのだと

その声を
わたしたちが
消しはしない。

けっして
くりかえしは
しない。

わたしたちは
知る

だから
今をえらぶことができる。

だから
今をひかりとすることが
できる。

できるんだ


そういう想いを
今子どもがいるひとも
これからのひとも
なんだか目に涙をためながら
共有する
ほんとうに心にのこる
時間となりました。

story of Jun. へ
来て下すったおひとりおひとり
ほんとうに
ありがとうございました。


今をいきる
わたしに
できること

わたしの
奥底がのぞむことを
まっすぐに

おこなう
だけなのだ。

ひかりあれ
ひかりとなれ
過去をだいて
いま
ひかりとなれ



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