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  日々、ミカンのこと                 

nalu

 

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一、

日本国民は
正義と秩序を基調とする
国際平和を
誠実に希求し、
国権の発動たる戦争と
武力による威嚇
または武力の行使は、
国際紛争を解決する手段としては、
永久に
これを
放棄する。

二、

前項の目的を達するため、
陸海空軍
その他の戦力は、
これを保持しない。
国の交戦権は
これを
認めない。

・・・・・・・

この条文を
たしか小学校の社会科の授業のとき、
クラスの全員が暗記して
そらでいえるようにした。

ずいぶんたって、
ふと
そのあちこちをすっかり
わすれてしまっていることに気づく。

だからもう一度
手帳に書きつけて、
何度も口にだしてみる。

そうしてはたと、

なんていう
誇らしい憲法だろうと
あらためて
しみじみと感じ入る。

私は時折、
自分が日本人でいることが
はずかしくてならなくなる。

沖縄にこの国がこれまでに
してきたこと
今、
していることを
おもうとき。

あの日
世界中の空と海、生き物に
放射能をまき散らしてしまった
この国が今、
その収束さえつけられないでいる

選択していることごとを
おもうとき。


憲法を踏み倒して
その解釈をねじまげ、
ここに住み暮らす国民ではなく
あらぬ方向をみて
独裁を振るうこの国の政治をみるとき。


国会を取り囲み
その横暴を踏みとどまるよう訴える
正当なデモ行動をする人々を、
青いかまぼこのような警察のバスを並べ立て
囲い込み、
長時間停車しながらにして
エンジンを切ることなく、
排気ガスをもうもうと
子どもや年配の人々の混じるにんげんのなかに
浴びせ続ける
その景色のなかに立つとき。

なにかが、
おかしい。
くるっている。

わたしは、
呆然と
立ち尽くしてしまう。


九条を声に出して読んでみる


こんなにも
誇らしい
宝のような九条を
すでに抱いているはずの
この国。

世界に誇らずして、
どうするのかしら。

九条を
高らかに掲げて
先頭にたつ
そんな姿こそ
うつくしいと

わたしは
おもう。


どうかすこしでも
誇りにおもえる
国へと
なりましょう

生きているなら
よりよくなるために
生きよう

そうでないなら、
国なんて
わたしはいらない。


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