
わたしは小さいころから
自分のかなしみを
たとえばほんとうの悩みを
くるしさや苛立ちを
どうしようもなさを、
だれかに話すことができなかった
そういう
ほんとうのこと
なかでも
ネガティブな方向の
ほんとうの気持ちについては
誰にもいわず
人を頼らず
海とか、空とか、森とか木、
そういう自然にきいてもらって
なんとか
解決をする
そういう子どもだった
少女だった
年頃のおんなだった
けれど歳を重ねるにつれ
おそいかかってくる
その
くるしみはその度合いを増して
ときには
もう自然にもどうしようもないときがくる
いっそあちらに飛び込んでしまうかもしれない
そういう
ぎりぎりのところを
体験するようになる
けれど、
わたしは生きなくてはならない
そういうときに
ふと
たすけて
と
言えるひとが今のわたしにはいる
それが
「ひと」であるということが
わたしには大きな変化で
それが
そういう存在に出会えたからなのか、
わたしが年を重ねて弱くなったのか、
その両方なのか
わからないけど
それは
人間でうまれたわたしにとって
しょうじきとても
嬉しいことだ
生きてゆく意味に値する
ほんとうのことだけを
して
生きていこう
そう言い合える
ひとの、ありがたさ
ことの、よろこばしさ
それは
いきていること
にんげんであること
ありつづけることの
ひかりである
そんなひとり
同じ町にすむ
木原佐知子ちゃん
sunshine to you !
その名のとおりに
お日様みたいな
少女のような
少年のような
魚のような
すてきなひとである。
出逢ってから4年ほどだけれど
ますます
そのひかりは増していく
女性として
人間として
いきものとして
研ぎ澄まされてゆく
その過程をみているような
気がする
そんな彼女のつくる洋服は
独特で、
風とかひかりを内包しているよう。
たびたび
ライブでも着させてもらっているのだけれど
さて
このたび、
sunshine to you ! HPにて
オンラインショップがはじまりました。
いくつか、
モデルをさせていただきました。
ぜひ
ぽちっと
ご覧になってみてください
sunshine to you ! → ●
のびのびとした
気持ちのいい世界を描く
デザイナー
彼女の存在に
感謝して。
秋が深まってゆく
季節がまた
つぎへとめぐってゆく
とどまらず
うごいてゆく
らせんをえがいて
ゆっくりと
すすんでゆく
のだ
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