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  日々、ミカンのこと                 

nalu

十三夜 

台所 |

月見団子


おとついの晩は
十三夜だというので、
月見団子を娘と習い、こしらえてきた。

教えてくだすったのは、
葉山にある「ノムリエル」のみどりさん。
有機の玄米、野菜を中心にした食事と甘味の
しごく、おいしいお店。

お月見は日本で
十五夜(中秋の名月)
そのひと月後の、十三夜
この両方をするものなのだそうで、
片方しかしないことを「片見月」といって縁起がわるいとされる
のですって。

お恥ずかしながら我が家は今年、十五夜をちゃんとやらなかったので
縁起はよろしくない。
ここはいたしかたないので
来年からは縁起よくいこうとおもう。

月は
潮の満ち引きをつくり、
農作物もまた、月によって影響をうけている。
お月見は
一年の実りをお月さんに感謝すること
だから月から見える場所に
お団子を飾る。
お団子をぱくつきながら月をめでるわけではないらしい。

というそもそもの、大事なことも教わったりする。

帰り道に摘んだススキと
先日拾ってきた山栗を一緒に飾る。


翌朝、待ちかねた娘と
みたらし、餡子をつけていただいた。
むろん、とてもおいしかった。

月や、あまたの恵みをありがたく頂いていた昔の人々。
そういう風習を
娘と味わってゆけたらばなとおもう。

まだまだ、知らずにいることはあまりに多いものだから
教わる機会を大事にしてゆきたいものである。







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