
しんねん
あけまして
おめでとうございます
あたらしく
初々しき
としのはじめである
大晦日の夕暮れ
父と
おせちを彩る植物を採取しながら
この年最後の夕日が沈んでいくのをみた
元日の朝
母と
寝間着のまんま外にでて
この年はじめの太陽が昇り来るのを
ふるえながらみた
正月三日
ひかる海とたいよう
夕日をみた
久しぶりの海があんまりきれいで
涙がでた
いま
この町に暮らしていること
いまを
しあわせにおもう
ありがとう
さて
今年の抱負、なるものがふと
たちあがる
(昨年は 野性 であった)
すべてのものを
あいとしてうけとり
あいとしてかえす
これは昨年の秋に長野を旅しているときに
聴いた言葉から
ふと、転じて
わたしのなかにうまれてきたこたえである
これはむろん
理想であるけれど
そう
理想を
イメージして
いきて
いこうじゃないかと
おもうのだ
たとえば賢者や
仙人、グルのように
すべてのことやものを
瞬間で愛としてとらえることはまだまだ
叶わずとも
ひと呼吸もふた呼吸もときに
もっとたくさんの呼吸をおいてでも
なにか
たとえば
つらい言葉や
かなしいこと
目を覆いたくなるような出来事
傷つくようなことがらさえも
そう
これは
おおきく、おおきくみれば
ちゃんと
愛としてここに
存在しているのだ
または
愛としてとらえることができるのだ
だって
すべては
よりよいように
計らってくれているその方向の
線上にわたしは
すべては
いるのだから
ということに
気づくことが
できるように
そのさなかに
ひとかけら
ひとさしの
ひかり
愛を
みつけることが
できるように
感じられるように
そうしてわたしも
愛として
この世界に
かえすことが
できるように
それが
わたしの
このとし
もしかしたら
これからさきの
抱負
である
さて
のびのびと
ここに
息をして
おおきなものに
もう
おまかせをして
惜しみなく
フルスロットルで
まいります
まいりましょう
2017年もどうぞ
よろしくお願いいたします
すこやかな
ふるえるような
おだやかな
日々
この一瞬 一瞬と、なるように
Act selfless , you will be infinite.
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