
本日ひさしぶりの雨。
おとも、
においも、
あたりいちめんすいすいして
気持ちがいいです。
さて
わたしは夏休みのおわりのひ、
泣きながら宿題をするようなわらしっこでした。
差し迫るプレシャーに全身ぞわぞわしながらも
ぎりぎりまで遊び続ける……
そんな体質はいまだもって変わらないのかも。
こまったもんです
さてさて、
むすめの夏休みの宿題
自由作品。
今年はなににする?
とたずねると
「ビンに紙粘土と貝殻をくっつけて貯金箱をつくる」
などとさらりという。
それはあなた昨年やりましたよ、
貯金箱
というだけの違いじゃないですか
と、却下。
このひと、どうなることやら。。
とおもっていたら
「ポシェットをつくる」
と、いいだした。
「辺野古で拾った貝殻を縫い付けてね!」
と。
それならばと見守ったり、材料を供出したり
ミシンを教えたりしているうちに
完成したのがこちらのポッシェ。
貝殻を甲羅にみたてた海がめと
ジュゴンのアップリケつき
沖縄からかえった数日後、
寝ぼけまなこで起きてきた娘が
「へのこのうみをまもらなくちゃ・・」
と、いってましたよ
と母。
今回の旅中、
言葉として説明を受ける
というよりむしろ海をみて、海に入っていた。
泳いで、魚をのぞいて、貝をとってたべて、カヌーをこいだ。
ひとびとと話し、わらって、うたい、ごはんをたべた。
言葉ではないものから
彼女が受け取っていたこと
なんだかすこし
見えた気がして。
うれしかった。
わたしもね、ときどき
おもうんです。
離れてくらすよそものになにがいえるか
ってね。
でもそれはたぶんちがう。
なぜって
この、足が、確実に、ふみつけているのだ
無関係ではありえない
だからいう。
これ以上ふみつけたくない、
しょうがないなんていわない、
一緒に考えよう
と
しつこいぐらいに。
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