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  日々、ミカンのこと                 

nalu

trip 

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数年ぶりに
飛行機で遠くまででかけた。

窓からみる景色に
ああ
地球も生き物なんだな
生きてるんだなと
巨大にうねりながら大地を這っていく川や
海に押し寄せる白い氷のかたまりや
ぼこぼこと円い穴のような湖たちをみながら
おもう

そのなかに突如あらわれる
にんげんのひいたまっすぐの線
のような道や鉄道をみながら
不思議なきもちになる

なにをやっているんだろうか
わたしたちは
ここで

いっしょに生きている実感はあるか
あるといいんだよな


しばらくの間異国で過ごした後
かえってきた
このくにのあめつちを
いとおしく
おもう

ひときわ湿気の多いこの町に
かえって、早速
海へいく
親友と海に潜って
魚にまみれて、
海にうかびながら
ああ
この歳になって、いまが一番たのしいや
って
わはははって笑いながら
言い合う


自分には縁のないものとおもっていたことが
突如
やってきたり
人生
どこでなにがあるか
わかったものじゃない

自分のもののようであって
そのハンドルを握るのは自分ではないかもしれない
圧倒的ななにかに
連れていかれていく
そこに拒否権はない

そういうのは
ときに切なく
そして
おもしろいものだなとおもう
おもしろがっていきたいなとおもう

どこで途切れるかもしれない
今世
このたった一度の
人生だもの

もともとあちこちおかしかったけど
わたしの人生が益々
クレイジーに
なっていく

おおきなものにいう
つれていってください
どこまでも

どこへいきつこうと
わたしはかまわない

静けさと情熱を
たずさえていけたらいい








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