
土用もようやくあけて
立春
冬のピークをこえる
あちこちの庭に
梅の花が咲いて
時折、
羽衣のようにその香りがする
ふきのとうも
顔をだしたよと
聞いたけれども
こちらはまだみつけられない
ああ、
ふきのとうの天ぷらがたべたい
如月である
睦月の終い
先日の満月はとても
うつくしかった
さて
a story of Feb.
小さなものがたりとうたの会
二月のおしらせです。
・・・・・・・
2018.2.27 (tue)
a story of Feb.
小さなものがたりとうたの会
「宮澤賢治」
物語と詩、うた、ことば
am 10:00 ~ 13:00
at cibo (葉山・上山口) → ●
place & food charge 2,200en (軽食とお茶、デザートつき) + donation
わ
になって、
めにはみえない音、声、ものがたりに
みみと
こころ
からだをほどいて
ひらく。
二月のものがたりは
宮澤賢治
年に一度はよみたいとおもう
宮澤賢治
「鹿踊りのはじまり」 ほか
まだ空気のすきとおって
つめたいうちに
彼がのこした
このひとひらひとひらを
しずかに
あじわって
みたい、
とおもいます。
いくつかのおとやうた
朗読のあとは、
母音を手がかりに
ご自身の声で
内面に、深く潜り
自分自身をととのえてゆくような
声のワークもおこないます。
わたしとせかいがひとつであるような感覚を
共振、共有してみたいとおもうのです。
おしまいには
料理家ハタナカイクヨさんのおひるごはんと
cibo の主 みとなさん手製のプチデザートとお茶を
しみじみいただきながら、
シェアリング
このごはんとおやつが毎度毎度
実にうつくしくって、おいしくて、すばらしい。
この三本柱
ありがたく、
ありがたくおもう。
ようこそおいでください
* お食事のご用意がありますので
ご予約を2月23日(金)までにいただけるとありがたいです。
satomikan_y@yahoo.co.jp
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かつて彼が生きていたころ
このせかいに
こんなにも
時代をこえて
ふかく、ひろく、
ひとびとに愛されることになるとは
知らないままだった
しかしそのひつようを
きっと
知っていたし
きっとそれを
切に願っていた
だってそれは
風や宇宙、月あかりから
もらってきた
ひとすじの、
すきとおったほんとうのこと
であったから
わずかにふくらむ
芽吹きや蕾
やわくほどけてゆく
山の気配と
大きな窓辺で
お待ちしております。
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