

土曜日
むすめっこがとうとう
「ビューティフルハミングバード」
の生音うたをききました。
それはわたしとむすめっこにとって
それはそれは素晴らしい出来事である。
六本木のHAKKA KIDSおとなりの
「CafeR」でのイベントに
なかよしの編集親子氏とともに
お招き、いただいたのです。
ありがたきありがたき、こと。
絵本作家 まえをけいこ。さんの
おはなしがあの
ふわわんとして、朗らかで、ひらひらすきとおる
小池さんの声でもって音となり、
うたと
田畑さんの指つまびくやわらかなギターの音が
満ちてゆく。
空気も、色も、
みみの中も、心の中も、身体の中も、見えない部分も
ぜんぶ
おおきくてふるえるものに包まれる
ようだった。
めになみだがじゅわと溢れるひと
すいこまれるようにくぎづけのむすめ
うっとりするひと
ちいさくハミングして、ゆれる小さな、大きなからだたち。
それはそれは、
ほんとうにすばらしい
どうしてあんなにすてきなんだろう!
終演後
胸をいっぱいにして
おふたりにはなしかけ、
(とってもとっても素敵なかたたち!)
となりでむすめはかちんこちんになっていたけれど
むすめもまた、実は
心をいっぱいにしていた。
朗読された絵本の一冊
「ひゃっこちゃん」。
会場にいらしていた まえをけいこ。さんから
可愛らしいサインもしていただいて
その晩は満月
のはずの空は、雲が出て姿はみえなかったけれど
子どもたちと久しぶりに東京タワーをながめ
わらいながら
めにみえない月を見上げて
るんるんと
それはしてるんるんと
家路につきました。
感謝と、はねまわるようなスキップをこめて。
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