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  日々、ミカンのこと                 

satomi yamada

群居にて 

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群れるのは
きらいだった
群れからは
はなれていた
すこしはなれて
独りでいた

ひとりでいると
おもっていた

ひとりでいると
あらゆるものと
共に在る

そら
たいよう
つき
かぜ

はなばな
またたき
ひかり
くも
ほし
ほしぼし
むし
とり
さざめき
あお
あか
きいろ
みどり
あおみどり
さまざま
さまざまの
こまかなものたちのこえ
かおり
つつまれて
ほほえんでいられる
わたし
まもられている

わたしの
たいせつなところ
ふるえてそれに
呼応する
なみだ
ながれて
こうふくに
ふくまれている
みまもられ
ここにいる
そんなわたし
そんな
わたしである

群れるのは
きらいであった
群れるのは
ほんとうとはズレていくから
わたし
つかれてしまうから
あとで
ひとり
海をみる
空をみる
星をみる
風といる

それは
あらゆるものたちと
群れ
戯れ
この地上
このせかいのなかに
存在しているのとおなじ
なのかもしれぬ
かもしれぬ

わたし
あなた
ひとり
ひとりが
そのままで
そのままの こころ
そのままの ひかり
そのままの 呼吸
そのままの 思考
そのままの 
ままのままで
てんてん
在れるのならば
 
その群れは
うつくしく
重たくなく
かろやかで
嘘がなく
ほんとうで
のびのびとひかり
かがやくであろう

その群れの
この群れの
同志たち
同志たちよ
堂々と
誇り高く
わがひかり、わが闇
たずさえ
だきしめて
われをいつくしみ
いとおしみ
この群れの 先頭をゆけ

おそれることなく
ただ  
すなおであれ
恥じることなく
まま
おのれであれ
あなたであれ
わたし であれ

それは
この地上
このせかい
このうちゅうの
てんてん
まばゆいほどの
ひかり
となる

てんてん
まばゆいほどの
ひかりとなる



/
於 copse.東京.立冬




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