
れんげの花
を
はじめてみたのは
南国・土佐に住んでいたころでした。
れんげといえば
ハチミツのビンに描かれている花ではあるけれど
うら山を犬と散歩しながら
一面のれんげをみたときは
歓声をあげ、すきっぷしたのを憶えている。
山ではたけのこもぼんぼんとれた。
週末、田んぼの田起こしをしに
でかけた先で久しぶりに
れんげ畑をみた。
そろそろ32にもなろうというええ年の女だけれど
やっぱりわーわー言いながら
はしっていた。
2週間前より
田んぼの水もぬるまり、
あちこちで白いのや、うす紅色のや、黄色いのや、
花々がほころんで
枯れ木みたいだった枝に新芽が芽吹いている。
やわらかい風でふるえて、
ゆれる。
春は
山笑う
と、いうけれど
うまいこといったもんだよなあと
しみじみおもう。
娘の花粉もあとすこし。
ときどき雪がふったり、
風邪をひいたりもするけれど
そして今日は雨降りだけど
はるっつあーやっぱり、よいものであります。
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