
弥生
春旅 二ノ巻
むかうは 福井 越前町
だいこん舎さんは
二年前
ひら うつくしい衣の展示会の折に
呼んでいただいて以来
毎年、唄う機会を頂戴して
ありがたいことにこたびは
三度目の来訪
なんといっても
だいこん舎さんの御蕎麦が絶品で
これをいただけるだけでも
うれしいのに
そのうえ
ここで唄えることの
ほんとうにしあわせなことよ
福井、この地にあつまってくださる方々の
なんと
こころゆたかなこと
なんと
それうつくしいことを
くるたびにしみじみかみしめ
御蕎麦をすするのである
ここへご縁をむすんでくだすった
ひら
@hira_nui
弘子ちゃんには
深く 感謝しております
処は
福井 越前町
だいこん舎 併設
「洗心亭」
畳の間にて
むすびには
だいこん舎 十割蕎麦を召し上がっていただきます
なんども云いますが、唸りますほど絶品です。
そばがきの甘味も素晴らしい
この貴重な機会
ご一緒できますれば
さいわいです
…………
唄の環 旅ノ巻 / だいこん舎 越前町
2023 4.12 (水)
於 : だいこん舎 「洗心亭」
(福井県丹生郡越前町小曾原 120-3-20)
場開き : 10時45分
はじまり : 11時
料金 : 3,000円 + 御蕎麦ワンオーダー
ご予約 ・ お問い合わせ / satomikan_y@yahoo.co.jp
…
はるのなか わたし わたしたちのなか
を きく
はるのなか わたし わたしたちのなか
を ゆく
うつくしく 白き暖簾たなびく だいこん舎
十割蕎麦を打つ音
湯気のたつ
そのおとなりにあります
「洗心亭」
この静謐なる 日本家屋
畳の間にて
くるり 環となり 耳すます
内から 外から またちかく かなたから
聴こえくるもの
わたしのなか なり ひびくもの
後半は おひとりおひとりから成る
声をもちいたワークを共有いたします
いつの間にか身につけた
境界線 解けてゆくような
むすびにはシェアリング
そして
だいこん舎 手打ち十割蕎麦を
おもいおもいにすすり、味わう
…
環となり
境界線を解いて
耳をすます
技術、優越もなく
ただ声、母音を
ゆるやかに 響かせてゆく
そこに
自ずと立ち現れてくる
"わたし" は、
素であり自然
それは
すべてとひとつである
わたし、
いまここ、
その原初に還る。
身一つでおこなう
母音、倍音を用いる
"声のヨガ" のようなワークを含めた場です。
人前で声を出すのがためらわれる方
久しぶりに声を出したい方
声の可能性にご興味ある方
どなたでも安心しておこなえるよう
ゆるやかに誘導してゆく環、場となります。
…………
弥生のはじめ
いまをいきる
わたしたち
庭には一本の
護り神のごとき 木
そのむこう
芝はひろびろと
わたしたち
とりたち
むしたち
こどもたちを
むかえ
ねころび
空をながめることも
かなう
こころより
お待ちしております
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