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  日々、ミカンのこと                 

satomi yamada

いつかのこと 

こども |

yuki


ふるかふるか
と、
待ち構えていたゆきが
とうとうふった。

娘と風呂に入りながら
ぱらぱらした雨の音がやんでいる
ゆえに
もしや、と窓をあけると

世がまっしろだった。

歓声をあげ
「明日までゆき、のこっていますように」
と、ごにょごにょ祈って
眠る。

さて翌朝
けさのことである。

出かけ際、
ゆき靴をはいてゆきなさい
というわたしと、
そんなのしんじゃうくらいいやだ
という娘氏。

玄関先でどたばたやって
結局、
雨長靴をはいてとびだしていった。

……。
なぜ?
なぜなぜ??
暖かいしおもいきり遊べるし
いいことづくめのゆき靴である
ぞ。
それにこれ、
今年しかもうはけないんですからね。

と、くらくらして母に話すと
「あんたもそうだった」
と、母。

……。

娘は娘の描く世界で
最大限生きているのである

そこから学び取ることも
選びゆくことも
その結果ひとつひとつも
空からみるみたいに
眺めるような存在
とは、
なかなかどうして
理想であり続ける。

つい
目の前ぎりぎりのところで
きゃいきゃいゆってしまう
余裕のない生き物である。

はー
と、屋根からすべり落つゆきの音をききながら
おもうのです。

一番の理解者でありたいのにな

いうことを。
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