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  日々、ミカンのこと                 

nalu

小熊 

こども |

楽しかった夏休みが、

とうとう終わってしまった。



蝉が

じーじーじーじーいうので

ましゅがベランダに出てみたら

ひっくり返って

いた。



今日なぞ寒くて

長袖をひっぱりだして着ている。



夏休みのさいごに、

大物の宿題を

ひーひーいって片付けて

コモで一緒の

岡部ハナコちゃんのうちに

遊びにいってきました。



わたしとハナコちゃんのうちの間は

電車で

2時間ぐらいあるので

なかなかひょいと、はゆけぬ距離である。

からして、かなり久しぶりに。



ハナコちゃんは2年ほど前から

市民農園を借りて

畑を耕している。



生ごみを肥料にした土は

ふかふかとして、

オクラ

胡瓜

なす

いんげん

セロリ

ねぎ

などなどが生きている。



もう収穫が終わってしまったけれど

トマトや

とうもろこし

じゃがいも

も、あったらしい。



中でも目をひいたのは

ごま

である。

goma



薄ももいろの花をつけて

とんがった実に

びっしりと

ごま

が、入っている。

これを乾かすのですって!



芽キャベツを植え、

野菜を採り終えた子どもたちは

水をまき、

いつのまにか

泥だらけになって

熊みたいになっていた。



わたしたちは

とんできた

蛙のみどりいろをまじまじと見ては、

保護色でこれが茶色くなるっつうのは一体

どういうことだ?

と、話したりした。

kaeru



ハナコちゃんといると

いつも

時間がそこらじゅうの空気ごと

ゆっくりと流れていく。



小熊たちは

白肌にもどり

お風呂で長々と

色水をつくって遊んだりし、



ちゃっかり早めの夕飯に

カレーをご馳走になったりした。

さっき採ってきた野菜が入っていて

底ぬけにおいしかった。



夕焼けと、細白い月を見ながら

家路に着いた。

ありがとう、ハナコちゃん。





ほうぼうに出かけ、

ほうぼうにありがとうだらけの

うんといい夏休みでありました。

ほんとうにほんとうに、

感謝して。



秋がきます。
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