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  日々、ミカンのこと                 

nalu

りんご女 

台所 |

ringo


この時期、

うちの冷蔵庫はりんごでいっぱいになります。







これは毎年のことで、

親戚の伯母さんや母の友人が

箱一杯のりんごを送ってくれるからです。

有り難いことに。



実家にもりもりと届いたりんごは、

ふたり暮らしの我が家にも

おすそ分けされる。

おすそ分けどころか、

冷蔵庫に入る限界数やってくる。

野菜室はりんごだらけ。

野菜が悲鳴をあげております。

ごめんね、野菜…。



そんなわけで、

なにかってゆうと りんご食べる?

って聞くわしら。

それにりんごは大好物。

毎朝、目覚めのわるい娘っこに

剥いたりんごを持っていくと

目をつむったまんま、くんくんして

かじる。

食べ終わる頃にはぱちりと目も覚めるってわけで

こんな風にも活躍してくれとります。

有り難いことに。



思えば、ひとり暮らしの学生の頃。

おばちゃんはうちにもひと箱、

気前よくりんごを送ってくれていた。

3段にもなる大箱は どんなにがんばっても

なかなか減らず、

毎日学校にりんごをまるまる持っていっては、

おなかがすくと屋上や非常階段の上で食べた。

スナフキンか。



終いには

大袋にりんごを詰めていって、

学校で会う人会う人に

もらってもらった。

おもえば、

いつの時代もおかしな山田を

当時ひそかに皆は

りんご女

とか呼んでいたんじゃなかろうか、

なんてことをおもったりするこのごろです。



んなこたいいとして、

先日ましゅと即席アップルパイを焼きました。

いつもは猫舌っぽいことをいうましゅも、

こればかりは熱々をふーふーいって

食べるのであります。






その夜、

久しぶりに書いてくれた

私との交換日記に、

「ままと あっぷるぽいを つくったのが たのしかった」

とあった。

「アップルポイ」

とはおもろい響きであります。
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