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  日々、ミカンのこと                 

satomi yamada

レモネード 

台所 |

remon


ましゅがまだベビーカーに乗っていた頃

出会って以来の友人がいます。



目と鼻の先のあの頃より

今はちょっとだけ離れたところに暮らす

彼女のブログをのぞいたら、

手づくりレモネードのことがのっていて

あんまり素敵だったので、

わたしも真似してつくってみました。






そういえば、

徳島の友人のお宅から送ってもらった

みかんの箱に、

いくつかレモンを入れてくれていたっけ。

しかも、ノーワックスときたよ!



手持ちの本によると、

レモンを薄切りにして

たっぷりのハチミツに漬けるだけ。

と、ある。

これからの季節、

熱いお湯を注いで飲んだらよさそうだ。

ハチミツ漬けのレモンをかじるのだって

わしゃすきだ、

と、うっとりほくほく。



そのレモネードの彼女のつくった料理は

本当においしくて

魔法のようだ としみじみおもう。

実際、

彼女というひとが持つチカラなのだ

とおもう。



忘れられないのは、

数年前。

彼女たち親子といつもいつも一緒にいた町から

私たちが

実家の近くに引っ越す日の前日。

自分たちの物をまとめたダンボールが重なる家に

彼女が尋ねてきてくれた。

どうせ忙しくて食べてないんでしょ、

ちゃんと食べなきゃぁ とゆって

鴨そばを作ってくれて

一緒に食べた。



なんだかほっとする味で、

すするたびに涙がでた。

いろんなことに張りつめていて、

自分がくたくただったことに気づいたら

ぼろぼろ泣けた。

そのとき、これからゆく先を

「不安だ」

と本音をぽろっと言った私のことばを、

彼女はずっと忘れられないという。



基本、つよがりばかりやる私を

あのとき彼女は、

すっぽりと包んでくれたのだとおもう。



むろん、

おそばはとてもおいしかった。

おいしくて、沢山泣いた。



あれ以来、

前みたいにちょくちょくとはゆかなくなったけど

ときどき

彼女のおうちにお邪魔して

親子でごちそうになる。

彼女のまわりはいつも

彼女自身の手で作った美味しいものが

丁寧にある。

彼女は今では3人の子のお母さんになっていて

めまぐるしくも彼女らしく

楽しみながら生きている。



どんな人生も、

くるしかったり

かなしかったりが

ないなんてことはないんだとおもう。

どの道を選び歩もうと、

そこには必ずくるしいこともあるんだとおもう。

ならば私ができることはといえば

唯一、自分の選んだ現在を

心から笑っていることじゃないかとおもう。

そうありたいとおもう。

今この瞬間も

ずっとずっとこの先も。



ときどき

ひょっこりひょうたんじまを

歌ったりしながら、

やまだはそうおもいます。
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